2020年4月21日

結婚式の余興でゲストうんざり…!?人気のない余興&演出リスト大公開!

結婚式を「一生の思い出に残るような、オリジナリティあるものにしたい!」と考えすぎるあまり、ゲストが引いてしまう余興や演出が披露されてしまうことはめずらしくありません。そこでここでは、実際に不評を買ってしまったものをご紹介します。

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新郎新婦様の自己満足!?イチャイチャ系

結婚式当日の主役は、まぎれもなく新郎新婦様です。しかし、そこに足を運んでくださった、ゲストの皆様をおもてなしするのも大切なこと。ゲストの皆様が、気持ちよくおふたりを祝福できるような演出でお迎えすることを心がけましょう。

☑長すぎるムービー

今はスマホアプリでも簡単に動画作成ができることから、自作の動画を流す新郎新婦様が増えました。その影響か、おふたりが紹介したいことをすべて詰め込んだ長編ムービーが登場することも……。実際に、結婚式までの準備期間中の出来事を事細かく紹介したり、新婦様の試着したドレスをすべて披露したりするムービーに、会場がうんざりしてしまったというケースがあるんです。ムービーの役割は新郎新婦様の感謝の気持ちやこれまでの歩みを、ゲストの皆様に分かりやすく伝えることと心得ておきましょう。

☑多すぎるお色直し

披露宴の時間は、平均2時間半程度。その中で2回以上のお色直しが入ると、一般的な結婚式の進行からはみ出てしまい、予定時間をオーバーしてしまいます。また新郎新婦様の不在が増えるため、ゲストの方々との触れ合う時間も減ってしまい、ゲストはその間放っておかれることになります。結婚式でのおふたりとの思い出を少なく感じられてしまうのは、おふたりにとっても本意でないはず。

☑長すぎるテーブルラウンド

お色直しのあと新郎新婦様が再入場なさるとき、ゲストテーブルを回りながら様々な演出を盛り込むのがトレンドです。そのとき1卓ごとにかかる時間をもとに、すべて回るための所要時間を考えておくのがベター。最初に回ったテーブルの人たちが、続くメイン演出までに長く待たされてしまったり、逆に後半テーブルのゲストの方々が「なかなか来てくれない」と退屈してしまったりするのは、印象がよくないですよね。また披露宴の中盤には、お手洗いに行きたいと思っている人が案外多いもの。待ち時間に席を立ったつもりが、メイン演出に間に合わなかった……などということも避けたいですよね。

 

親族ドン引き!大騒ぎしちゃう系

結婚式には新郎新婦様それぞれの親御様やご親族はもちろん、職場の上司などの目上の方々も多くいらっしゃいます。そんな場でご友人・同僚など、同世代の方々だけで盛り上がり過ぎてしまうのは考えもの。実際に、ご親族から「あんな結婚式では可哀想だった」と言われてしまった新郎新婦様もいらっしゃいます。文化や伝統という側面も大切にしながら、会場にいるゲスト皆さんで楽しめる演出を目指しましょう。

☑キスコール・一気コール

披露宴にアルコールは付きもの。ゲストの中には徐々にテンションが上がって、結婚式を特別な飲み会だと錯覚し、その場を楽しんでしまう人たちも……。特に気をつけたいのは新郎新婦様と同世代にあたる身近な人たち。いつも以上に盛り上がり、悪ノリしてキスコールや一気飲みコールなどを始めてしまうことがあります。ご友人や同僚の方々にとっては盛り上がる瞬間だとしても、目上の方々にとっては眉をひそめたくなるシーンであることは想像がつくはず。

☑裸の余興

「裸」と言っても例えば、地元の伝統的な余興やお祭りなどを模した演出ならば、新郎新婦様はもちろん、どんな世代のゲストも楽しめるものでしょう。ただ、ウケを狙っただけの下品な裸は、結婚式にはふさわしくありません。目上の方々だけでなく、女性ゲストも困惑してしまいます。実際に「ふんどし姿の男性ゲストが、新郎をおみこしする余興にはドン引き! せっかくの素敵な披露宴の雰囲気がぶち壊しになった気分」というエピソードも。

☑大音量のバンド演奏

結婚式の余興で、バンド演奏をすることはよくありますよね。でもそのとき、大音量で会場に演奏を響かせるのはNG! 余興は、新郎新婦様やゲストの皆様を盛り上げるものではなく、おふたりを祝福する気持ちを表現する演出であることを忘れてはいけません。選曲も、新郎新婦様の祝福にふさわしいメロディーや歌詞に気を配りたいものです。

 

一部だけが盛り上がる…内輪ネタ系

大勢の人が、新郎新婦様の祝福に駆けつける結婚式。招かれたほとんどのゲストはその場に5~10人の知人がいるという程度ではないでしょうか? そこで自分が主役になったり、余興を披露するときは「たくさんの人に見られるのだ」という意識を忘れないようにしたいもの。

☑学生時代や職場での暴露話

結婚式は、新郎新婦様の学生時代のエピソードや職場での一面など、あまり知られていない姿を披露する機会でもあります。ただ紹介の仕方を間違えると、とってもつまらない余興や演出に……。実際に「職場での新郎の様子をクイズにした余興がありました。誰も知っている訳がないので、まったく盛り上がりませんでした」というゲストのお話があります。また、元カレ・元カノの話をおめでたい席で持ち出すのも厳禁。大勢の人たちが来ているのですから、誰が聞いても気持ちのよい話をするべきです。

☑練習不足のグダグダパフォーマンス

ゲストの方の余興はもちろん、新郎新婦様が歌やダンスを披露することもありますよね。そのとき気をつけたいのは、きちんと練習して、大勢に見てもらえるものにすること。「全然知らない人の、普通のカラオケを聴くのはつまらない」「恥ずかしがってダンスしているのを見ている方が恥ずかしい」など、それらを見る側にとってもなかなかツライ時間なのです。

 

まとめ

様々な工夫を凝らして余興や演出を考えるのだから、その場にいるすべての人たち喜んでもらえなければもったいないですよね。新郎新婦様は、ゲストの気持ちを考えて。ゲストは、新郎新婦様と自分たち以外のゲストの気持ちを考えて、楽しい空間づくりを心がけましょう。