2020年8月7日

コロナ禍の結婚式最新情報!秋に向けた新郎新婦の動きをリサーチ

結婚式を取り巻く状況は、日々大きく変化しています。通常ならば8月は、結婚式のトップシーズンである秋に向けて、最終準備に取り掛かる時期ですが……。再び感染者数が増えてきている現状を受け、結婚式場の今と新郎新婦が考えるべきことをご紹介します。

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再び感染者増!結婚式場の現状は?

前述のとおり8月は、結婚式のトップシーズンである10月に向けて、最終準備に取り掛かる段階です。しかし日々新型コロナウイルス感染者が増えている現状を受け、式場はこのタイミングで新郎新婦に『決行』『延期』『キャンセル』の意思決定をしてもらうことになります。緊急事態宣言のような自粛要請が再び出されない限り、式場側から延期等のお願いをすることは極めて少ないでしょう。

 

秋婚を予定している新郎新婦の現状は?

実際、ここ1~2週間で「延期を検討している」「結婚式をやめることにした」という新郎新婦は出てきています。そしてそれは、今後増えていくのでは?という見方が強いです。中でも『キャンセル』を選択する新郎新婦が出てくることが懸念されています。

というのも、今秋の結婚式には春の結婚式予定を延期していた人が多く「2度の延期はモチベーションが維持できない」という悩みが見られる傾向にあるのです。

一方で、密を避けた状態で結婚式をする!という決断をする新郎新婦もいるようです。どんな方法で結婚式を挙げるのかを、次に具体的にご紹介していきます。

 

どんな方法で結婚式を挙げるの?

この秋、結婚式を挙げる新郎新婦でも、もともとの予定どおりに準備を進められているケースはとても稀です。特に密を避けた状態を作ることは、結婚式を挙げるうえでの必須条件ですから、どんなふうにそれを実現させるのかがポイント。その具体例をピックアップしました。

 

①少人数プランに変更した

80名でパーティーをする予定だった新郎新婦が、親族のみの会食プラン(20名程度)に変更する方法があります。これはもっともベーシックな方法です。会場を広く使って、十分なソーシャルディスタンスを確保することができますし、招待されるゲストも「知っている人しかいない」という状況に安心して食事を楽しむことができるようです。

親御様やご親族の中には、70代~80代の方もいらっしゃいます。花嫁姿を見せて親孝行したい気持ちと、感染リスクは徹底的に排除したいというリクエストを組み合わせた形が『少人数ウエディング』であるといえるでしょう。

プランの変更にあたり料金がかかる式場もありますから、自分の結婚式場はどうなのかを確認してみてください。

 

②2部制の結婚式にした

ゲスト数を減らしたくない場合の方法として、『2部制ウエディング』を取り入れる新郎新婦が出てきました。第1部はご親族との会食。第2部はご友人の方々との2次会(食事会)というスタイルです。そのためには、会場の空き状況を確認することが最も重要です。たいていの式場では、空きがあれば対応してくれるはずです。

例えば、

●挙式⇒ご親族とのランチ⇒ご友人とのパーティー

のように、密を極力避けて食事のタイミングを分けたり、

●ご親族との会食⇒挙式⇒ご友人とのパーティー

のように、挙式を真ん中に挟んで、第1部・第2部両方のゲストに参列してもらうこともできます。この場合チャペルの収容人数には限りがあり、もともとの人数では参列が難しいことも覚えておきましょう。

2部制ウエディングにすることでスタッフの稼働時間が増え、追加料金が発生するものもあります。

・カメラマン
・ビデオ撮影スタッフ
・司会者
・ヘアメイク

などが、その代表的な例です。例えば「親族との会食には、カメラマンや司会者はつけない」などの工夫をして料金を抑えることも可能ですから、プランナーに相談してみてください。

 

まとめ

先月とはまったく違う、新型コロナウイルスの感染拡大状況……。結婚式を挙げる新郎新婦にかかるストレスも、日々積み重なっていきますよね。大切なゲストをお招きして、みんなが楽しめる1日にすることが一番ですから、ぜひ周りの意見も参考にしながらこの難局を乗り越えてください。