2020年9月24日

【連絡&外出編】コロナ前&後のカップルデータ比較!ふたりの時間、どう変わった?

前回の記事に引き続き、コロナ禍でカップルの過ごし方に起こった変化をリサーチ(※)した結果をご紹介します。調査では2020年1月までの恋人との過ごし方と、2020年2月からの過ごし方をヒアリングしました。

▼前回の記事はコチラ!▼
【デート編】コロナ前&後のカップルデータ比較!ふたりの時間、どう変わった?

※情報提供元(外部リンク): 恋人たちのデートはどう変わった?Withコロナ時代の行動変化を調査しました/株式会社ネクストレベル

 

コロナ禍で『連絡の取り方』に変化あり!?

新型コロナウイルスの感染予防のために外出を控えた結果、恋人と会う機会が減ってしまった人がいる一方で、プライベートな時間が増えたことから、以前よりも頻繁に恋人と連絡を取ることになった人も多いようです。特にSNS(LINEなど)を使ったメッセージのやり取りが増えた人は25%以上! ビデオ通話を積極的に利用する人も約20%増加しています。

人と直接接触することに制限が設けられたことで、スマホを介したやり取りが好まれていたのかも知れません。

恋人との連絡が増えた理由

●仕事が減り暇になったので、つまらない事でもすぐLINEを送ってしまうからだと思う。(秋田県/40歳女性)

●離れている間、体調が悪くなってないかを確認をすることが増えたため。(福岡県/24歳女性)

●会えない分、顔が見えないのでビデオ通話が増えた。(東京都/23歳女性)

●文章より声の方が伝わりやすいですし相手と繋がっていられるような気持ちになるので、会えない日は電話をするようにしています。(福岡県/30歳男性)

●お互いに何かあっては困るので、直接会うのはなるべく土日だけにして、平日はLINEのビデオ通話で何とか我慢している状態です。(静岡県/32歳男性)

●仕事での付き合いの飲み会がなくなったことや、テレワーク導入の影響でスマホに触れる時間が増えたという単純な理由があるかと思います。(神奈川県/22歳男性)

 

会うとき『気をつけている』ことは?

コロナ禍の今、恋人と会うときに気をつけていることを尋ねると、『手洗いや手指の消毒(21.4%)』が、最も多い結果となりました。これはカップルであるかどうかに限らず、人と会うとき全般に言えることでもあるでしょう。

外出に関連する気づかいも多く見られ、

●外出せず、自宅で会う(13.6%)
●空いている店や施設を選ぶ(10.8%)
●予防策を取っている店を選ぶ(8.4%)
●行き先の感染状況を確認する(6.2%)

などに注意を払っているカップルが多いことが分かりました。

また『お互いの健康状態を確認(9.5%)』したり、『検温してから会っている(8.4%)』『マスクを外さない(6.8%)』など、お互いを守るための対策をしている姿も見受けられました。

恋人同士で気をつけていること

●ランチに行く際は混雑している時間を避けたり、外出先もコロナ感染者の発生が多いところは避けるようにしています。 また、なるべく外出を控えるため、自宅で会うことが多くなりました。(大分県/33歳女性)

●お互い会社からの指示で検温はしているので、分かり合えている。会えなくてもLINEは毎日しているので、多少お互いの健康には気を使えていると思う。(愛知県/28歳男性)

●お互いの体調を連絡しあい、少しでも変化があれば会わないようにしています。また人との接触を減らすため、原則おうちで会うようにしています。(鳥取県/27歳女性)

●コロナ前から同棲しているが、家庭内感染にならないよう帰ってきてすぐに手洗い、うがい、シャワーを浴び、きちんとした食事を取り、免疫力が低下しないように気をつけている。(神奈川県/29歳女性)

●注意しているのは、やはり密な場所を避けること。カフェや外食なども、極力ゆったりとした場所だけに行くようにして、対策しています。(東京都/30歳男性)

 

今年の夏休みは『出かけない』が多数!

旅行やアウトドア、ビーチなど、カップルにとって楽しみが多い夏! しかし2020年は『どちらかの自宅で過ごした』という人が約37%に上りました。出かけたカップルもいましたが『都道府県内で日帰り旅行(16%)』『都道府県内で宿泊旅行(2.7%)』という結果で、約19%が近場での外出を楽しんだ傾向にあったようです。

一方で、都道府県外や遠方に出かけたカップルはわずか7.1%。多くのカップルが自粛をした我慢の夏休みを過ごしたようです。

2020年の夏休みの過ごし方

県内のキャンプ場にデイキャンプに出掛けました。テントを張ってのんびり過ごしました。(熊本県/32歳女性)

●『あつまれ どうぶつの森』でのオンラインデートや、休日は1LINEで通話を繋ぎながら、それぞれの生活をしたりした。(奈良県/22歳女性)

●海で泳いだり星を見たり、人と接触しない自然に触れた遊びをした。(沖縄県/29歳男性)

●7月に彼女が住む大阪の方に会いに行きました。 東京や大阪は感染者が多くいると連日報道されていて我慢しなければならないとは分かっていたのですが、4月からまったく会えずにいたので会いに行きました。(千葉県/36歳男性)

●春に会社が休業して稼働してなかった分、夏はずっと仕事をしていた。(秋田県/40歳女性)

●特に夏休みはなく、熱中症患者さんの救急搬送の対応をしていました。お互いに「熱中症シーズンだねー、ガウンもマスクもきついねー」って言って慰めあいました。(千葉県/35歳女性)

 

まとめ

『不要不急』『自粛』という言葉が飛び交っている中、カップルが一緒に過ごす時間を“楽しむ”ことさえためらわれた様子が浮かび上がってきました。しかしその行動の裏には「相手に迷惑をかけたくない」「万が一を思うと、躊躇してしまう」という愛情があったはず。SNSやビデオ通話などを駆使して今までと変わらぬふたりの時間を確保し、絆を深める姿勢を忘れたくないですね。