リクルートマーケティングパートナーズが発表した「ゼクシィ 結婚トレンド調査2017」の結果によると、挙式、披露宴・披露パーティ総額の全国平均は354.8万円となり、昨年同時期の調査結果と同程度となったことがわかった。
今回の調査は、2016年4月から2017年3月までの期間において、結婚(挙式、披露宴・披露パーティ)を実施した、または結婚予定があった『ゼクシィ』の読者を対象としたもの。調査期間は2017年4月21日~6月5日で、対象地域は北海道、青森・秋田・岩手、宮城・山形、福島、茨城・栃木・群馬、首都圏、新潟、長野・山梨、富山・石川・福井、静岡、東海、関西、岡山・広島・山口・鳥取・島根、四国、九州となっている。
この調査によれば、披露宴や披露パーティの招待客人数は70.2人と昨年より減少傾向にあるものの、招待客1人あたりの挙式や披露宴・披露パーティ費用は6.4万円となり、増加傾向にあるという。また、料理と飲み物の費用合計は1万8,500円で、こちらも増加傾向となっている。
挙式や披露宴、披露パーティでの演出を決定する際にユーザーが心がけたこととしては、「退屈させない」「感動させる」「自分らしさを表現する」が、2012年の調査と比べて減少した項目の上位三つとなっている一方で、「親からベールダウンをしてもらう」「列席者の子どもにリングボーイ・フラワーガールなどを務めてもらう」といった、親や列席者とのつながりを表現する演出が2012年調査からの増加項目となり、人気となっている様子がうかがえる結果となった。
ほかに2012年調査から増加した項目としては、「風船など花以外のものも使って会場を飾りつける」「テーブルごとに写真撮影」「BGMのジャンルを問わず好きな曲で選ぶ」など、披露宴において招待客が過ごす”空間づくり”に関する演出への回答が増えている。
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プレスリリース(リンク:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000025184.html)