楽天オーネットは、30歳〜59歳の既婚男女計385名を対象に「既婚男女の結婚に関する意識調査」を実施した。結婚して良かったと答えたのは男女とも約80％と高い割合で、また同じパートナーと結婚するかという質問には46.5％が結婚すると答えたが、男女年代別に差が出るという結果になった。
「とても良かった」「まあ、よかった」を合わせると80.2%の男女が、結婚したことに満足しているという結果になった。また「とても良かった」と答えた男女の回答を比べてみると、男性が46.4%に対して女性が29.3%と差があった。
結婚して良かった理由を聞いたところ、「思ったとおりの結婚生活が実現できている」は約25%だが、男女ともに約50%は「結婚前に思った結婚生活ではないものの幸せである」と回答している。また、約20％は、特に理由はないが結婚生活は幸せと感じているようだ。
結婚して良くなかった理由を聞いたところ、最多の回答は「お相手の性格など、不満な点が結婚後に多くありすぎる」が全体で63.6%で、「全くの予想外の結婚生活」が21.2%と続いた。理由の多くを占めるのはよく言う「性格の不一致」のようだ。
最後に「人生やり直せたら同じ相手と結婚しますか？」という質問には、全体では23.6％が結婚すると回答し、「迷うかもしれないが同じ人と結婚する」を含めると46.5％が結婚すると回答したことになる。ただ、最初の質問で「結婚して良くなかった」「どちらかといえば良くなかった」との回答が合わせて8.6％、「どちらともいえない」が10.4％という低い割合だったのに対して、この質問では19.5%が「結婚しない」と答え、34.0%が「わからない」と合わせて53.5%という高い割合になる。現実は受け入れながらも、もしできることから別のパートナーとやり直したいとも思っているのかもしれない。
男女年代別にみると、女性は「同じ人と結婚する」が年代によってばらつきがあるが、50代後半が最多で30.3％。男性は最多が30代前半の42.4％で年代が上がるほど減少傾向になるという結果になった。男性の場合は「迷うかもしれないが同じ人と結婚する」を合わせると、最少値は40代後半の33.4％になるという興味深い結果になった。。
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