たくさんの結婚式スタイルが浸透している昨今。より自分たちらしく、オリジナリティのある結婚式にするために欠かせないのは、演出ですね!
でも、演出は一歩間違えると「自己満足」で終わってしまうことも……。そこで、ゲスト目線の披露宴でよかった演出をご紹介します!
ゲストの席札の裏に新郎新婦からメッセージを書くという披露宴での演出。定番の演出ではあるのですが、新郎新婦がゲスト一人ひとりのために書いたメッセージはやはり嬉しいもの。
ゲストにとっては、その他大勢としてではなく、個人としてきちんとおもてなしをしてもらえると思い出深い結婚式になるようです。
ウェルカムスペースやゲスト待合室などに、新郎新婦がゲストと一緒に撮った写真を飾るという演出。待ち時間に眺めることができるので、退屈をしないですし、ゲスト同士の会話も弾みます。
また、自分の写真を飾ってもらえることでゲストはより一層歓迎されているようで、嬉しい気持ちになります。
結婚式の月に誕生日を迎えるゲストにプレゼントを用意するという演出。プレゼントはお菓子や小物、花束など何でも大丈夫です。
誕生日だけでなく、妊娠・出産、昇格などライフスタイルに何か節目があったゲストにプレゼントするのもいいですね!
ウェディングケーキ入刀のあとに行う定番演出といえばファーストバイト。新郎新婦がお互いにケーキを食べさせ合う姿はとても微笑ましいものです。
今回よかった演出として挙がったのは、サンクスバイト。サンクスバイトは新郎新婦が親御様やお世話になった人に感謝の気持ちを込めてケーキを食べさせるという演出。ファーストバイト→ラストバイトという流れでもOKです!
また、新郎新婦それぞれへ両家の親御様からケーキを食べさせてもらうラストバイトも好評の演出です。ラストバイトには、「親から子供への食べ収め・養い収め」という意味が込められています。サンクスバイトのお返しとしてラストバイトを行うことも多いようです。
テーブルラウンドは、新郎新婦が各ゲスト卓をまわってお喋りしたり写真撮影をしたりする演出です。フォトプロップスやポーズ指示カードなどを用意すれば、写真撮影もスムーズかつ一層盛り上がるのでおすすめです!
また、テーブルラウンド時にキャンドルサービスや果実酒づくりをすることも可能!ただ、ゲストにとっては、新郎新婦と直接話ができることが一番嬉しいので、テーブルラウンドにプラスアルファの演出を加えなくても十分ゲストに喜んでいただけます。
最近人気が復活したインスタントカメラを子供のゲストに渡して、自由に撮影をしてもらう演出。子供が楽しそうにしている姿は、大人ゲストが見てもほっこりします。また、子供カメラマンにカメラを向けられると、自然な笑顔になれるとの声も。インスタントカメラなら1つ1000円ほどで購入できるので、お財布にも優しい演出ですね。
また後日、子供カメラマンが撮影した写真に映っているゲストに、写真を焼き増しして渡すのもおすすめ。結婚式が終わった後のおもてなしは、褒められ花嫁のポイントです。
定番中の定番だと思うもしれませんが、花嫁の手紙朗読は「良い結婚式だなあ」とゲストが感動するポイント。結婚式は新郎新婦から親御様やゲストへ、感謝を伝える場でもあります。楽しいだけじゃなく真面目に結婚と向き合う、そんなメリハリをつける役割も花嫁の手紙朗読にはあります。
手紙には、自分を育ててくれた親御様への感謝はもちろんのこと、お越しいただいたゲストへの感謝、新しく家族に迎えて入れてくれた家族への感謝を忘れずに。
新郎新婦が退場をしたあと、ゲストが退場する前に流れるエンドロール。ゲストが映っている写真で構成され、さらににメッセージが書いてあるエンドロールはゲストにとても喜んでいただけます。
また、挙式から披露宴の途中までのムービーをすぐにエンドロールで流す「撮って出しエンドロール」も、その日一日の楽しい様子を振り返ることができておすすめです。
結婚式の披露宴で、ゲストが「この演出良かった!」と思うものをご紹介しました。
目新しい演出というよりは、定番どころが喜ばれるということがわかりました。その理由としては、「新郎新婦の幸せな顔が見たい」「新郎新婦と会話がしたい」「お料理やお酒をゆっくり楽しみたい」から。
ぜひ披露宴での演出を考えるときの参考にしてみてくださいね!