SNSの普及により、ウエディングの流行がどんどん移り変わっていく昨今。平成が終わりをつげ、新元号を迎える2019年の結婚式は何がトレンドになるのでしょうか?
2019年の結婚式トレンドとなるキーワードについて、ブライダルフェアサーチ編集部が調査!その中で気になるキーワードを4つご紹介していきます。
2019年の結婚式トレンドで、必ず押さえておきたいキーワードが「ミニマル」です。ミニマルは日本語にすると「最小限の」という意味になります。
ミニマルウエディングは、ブライダルフェアサーチでもご紹介したことがある「少人数結婚式」のことを指す場合もあるのですが、2019年のトレンドとなるミニマルは人数ではなく装飾やスタイルのこと。
DIYウエディングやラスティックウエディングなどの自分たちらしいオリジナル結婚式がここ数年人気となっていましたが、2019年はシンプルや洗練といった雰囲気のミニマルウエディングが流行に。
5年前に日本発売された「フランス人は10着しか服を持たない」という本が大ヒットとなり、そのあたりからファッション業界ではミニマルが注目されていました。ウエディング業界にもついにミニマル化がやってきたということです。
ここ数年の結婚式ではコーディネートカラーにおいて「白グリーン」がけん引してきましたが、2019年に注目されているのが「リビングコーラル」!
毎年12月になると発表される「パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー」で、2019年を表す色に選ばれたのがリビングコーラルなのです。なので、ウエディングだけでなく、どの業界も世界的にリビングコーラルが流行の予感。
リビングコーラルは、パントン社によると、ゴールドをベースとしたコーラルピンク。ピンクとオレンジの間のようなあたたかみのある色で、珊瑚ピンクとも呼ばれています。結婚式にふさわしい幸せカラーで、派手なピンクでは決してないので、ポイントで取り入れてもメインにコーディネートするのもオススメです。
2018年11月から急上昇しているキーワード「ブライダルヘッドピース」。何かというと、ベールの代わりになるヘッドアクセサリーです。
このキーワードが急上昇している背景には、2018年10月に行われたイギリス王室・ユージェニー王女の結婚式にあります。ユージェニー王女がベールなしのウエディング姿で登場したのです。
ベールはベールダウンなど演出にも一役買うアイテムですが、型にはまらないドレススタイルとして支持されそうです。ベールの代わりには、花冠やカチューシャ、ハットなどウエディングドレスに合わせてコーディネートしてみては。
サステイナビリティとは、直訳すると「持続可能な」という意味で、環境保護活動分野でも使用されることが多い用語です。地球温暖化や大量生産などに配慮した考え方。
ファッション業界やフード業界ではすでにサステイナブルであることに注力している企業も。ファッションでは、着られなくなった服を捨てるのではなく資源に変えるモデルを確立したりしています。
ウエディングで取り入れることのできるサステイナビリティは、例えば、引出物袋をエコバックにしたり、ウェルカムグッズで使用するアイテムを家にあるものやリサイクル品、ヴィンテージ品にしたり……ゴミを出さない、地球を汚さない、という観点でつくること。最近ではペーパーレス招待状やスマホアプリでご祝儀決済などもあり、それもサステイナビリティといえるでしょう。
2019年ブライダルトレンドについて、ブライダルフェアサーチ編集部の調査で気になるキーワードをご紹介しました!気になるものはありましたか?
これまで人気だった結婚式スタイルがガラリと変わる予感の2019年。ぜひご自身の結婚式の参考にしてみてくださいね!