結婚式での演出というと、披露宴でのキャンドルサービスやドレス当てクイズなどを思い浮かべる人も多いかもしれません。でも、挙式でも何かしらの演出を実施するカップルもたくさんいます!
そこで今回の記事では、挙式での演出について、ウエディングプランナーさんにおすすめを聞いてみました。
「厳かな雰囲気の中で行われる挙式は、新郎新婦のおふたりはもちろんのこと、実はゲストも緊張気味。そこで、リングボーイやフラワーガール、トレーンベアラーなどでお子様にご活躍いただくと、一気に空気が和やかになりますよ!」
リングボーイ(ガール)は結婚指輪を祭壇まで運んでくれ、フラワーガール(ボーイ)は花嫁さんの前にバージンロードに花びらを撒きながら歩いてくれます。お花にはお清めの意味があり、花嫁さんが歩く前にバージンロードを清めてくれるのです。そしてトレーンベアラーは、ウエディングドレスの長いトレーンを持って一緒に歩いてくれます。
お子様の存在は、やっぱりほっこりと和めるもの。張り詰めた空気感が一気にやわらぎ、新郎新婦もリラックスして挙式にのぞめることでしょう。
「ダーズンローズの演出は、ゲストから集めたバラの花を束ねて、新郎様から新婦様へ改めてプロポーズされるのがとってもロマンティック!新郎新婦のおふたりもゲストも素敵な思い出になること間違いありません。」
ダーズンローズとは、新郎から新婦へ12本(ダース)のバラを贈り、ゲストの前でプロポーズをするという演出のことです。12本のバラにはそれぞれ意味があり、感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠という、結婚生活に大切なメッセージが込められています。
新郎が最初から花束を持っている場合もあれば、12人のゲストが新郎へ1本ずつバラを渡していくという方法もあります。
「挙式でもゲスト参加型にしたいという新郎新婦様におすすめなのが、リングリレーです!リングがリボンを通って運ばれてくると同時に、そのリングにはゲストからの「おめでとう」という想いものせられている、そんな素敵な演出です。」
リングリレーとは、バージンロードの通路側に座っているゲストに1本の長いリボンを持ってもらい、そこに結婚指輪を通しながら新郎新婦の元に届けてもらう演出です。難しいことではないので、老若男女問わず参加していただける演出ですよ。動きがあるので、ムービーで思い出を残してもいいですね!
「新郎様が主役となる演出「ジャケットセレモニー」はゲストにも好評!お父様やお母様にジャケットを着せてもらっている新郎様は、照れている表情ですがとても嬉しそうなご様子で、微笑ましい光景なんです。」
新婦が行うベールダウンの新郎バージョンがジャケットセレモニー。新郎が入場した際に、お父様やお母様など新郎にとって大切な方から、タキシードのジャケットを着せてもらうという演出です。ベールダウンやバージンロードを歩くときなどゲストの目線を独り占めする新婦に対し、「自分も注目を浴びたい!」という新郎はぜひジャケットセレモニーを実施してみては?
「定番中の定番ですが、ベールダウンや大切なご家族と一緒にバージンロードを歩くこと、指輪(記念品)交換、誓いのキスの一連の流れは、やっぱり行った方がいいです。ゲストもそれを見ることで「ふたりは結婚したんだなあ」としみじみ感じるようですよ。」
結婚式といえばやっぱりこの演出、というものは、当人からすると少し気恥しかったりしますよね。「自分たちの誓いのキスなんて、誰が見たいの?」と思う人もいるかもしれません。でも、ゲストはふたりが結婚することを祝福に来ているわけなので、やっぱりそういう定番演出は見たいものなのです!そしていい結婚式だなあって思うのです。
結婚式の挙式におけるおすすめの演出について、ウエディングプランナーさんに聞いてみました。何か気になる演出はありましたでしょうか?
わざわざ来てくれるゲストを楽しませなくちゃ!などと気負う必要はありません。結婚式の主役であるふたりが楽しむことができて、その幸せな様子をみることが、ゲストにとって一番嬉しいことのはず。なので、自分たちがやりたい!と思う演出をぜひ実施してみてはいかがでしょうか♡
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