結婚式余興で浸透してきたフラッシュモブですが
実施する新郎新婦は「前にYouTube動画を見て憧れていた」という人もいれば
「フラッシュモブが嫌いで新郎に仕掛けられて嫌な思いをした」という方もいらっしゃいます。
そこで今回は結婚式の余興でフラッシュモブはアリなのか？ナシなのか？
また、そのフラッシュモブをする場合のメリットとデメリットについて紹介します。
教えてくださるのはフラッシュモブジャパン代表の柴田さんです。
フラッシュモブ（Flash mob）とは、2003年にアメリカで生まれたと言われています。
SNSやインターネットを使って不特定多数の縁者を募り、一瞬のサプライズをすることが起源と言われています。
主に新郎や新婦が依頼者となりフラッシュモブ会社に依頼することで、業者がプロのダンサーを結婚式場のスタッフに変装させて
いきなり踊りだし、次に依頼者の友達がダンスに加わり、依頼者である新郎新婦が最後にダンスに加わるというサプライズ演出です。
2015年5月にYahoo!知恵袋に新婦さんが投稿された「昨日の結婚式、フラッシュモブのせいで最悪でした」という質問、愚痴が話題になりました。
この投稿は以前より旦那さんに「結婚式でフラッシュモブはやめてほしい」と伝えていたにもかかわらず、旦那さんは奥さまにフラッシュモブを仕掛け、
仕掛けられた側の奥さまはひどくつらい思いをし、「離婚を考えている」という投稿でした。
また、結婚式には多数のゲストが参加されており、フラッシュモブに関するお考えはさまざまでしょう。
このように良かれと思ってフラッシュモブを仕掛けても、お相手にしてみたらとても悲しい出来事になる場合があります。
つまりフラッシュモブは万能ではありません。
あらかじめお相手がサプライズを好きか、フラッシュモブが好きかを知り、嫌いな場合には仕掛けないようにしましょう。
また、ゲストについてはお考えはさまざまで判断するのは難しいため、お相手の価値観だけを考慮すれば良いと思います。
お相手がサプライズが好きか、フラッシュモブが嫌いではないかさりげなく確認する方法を紹介します。
「この動画とても再生されているけれど、どう思う？」などとお相手に声をかけて、一緒にフラッシュモブのYouTube動画を見てみましょう。
その時のお相手のリアクションで判断するのが良いかもしれません。
しかし、「フラッシュモブは好き？」などとあからさまに聞いてしまうとフラッシュモブを仕掛けることがばれてしまい、サプライズとして成立しなくなってしまうので、注意も必要です。
フラッシュモブにはメリットとデメリットの2つの面があります。
素晴らしい結婚式にするためには、そのメリットとデメリットを知っておくことが大事です。
ダンス未経験者が自力でフラッシュモブをするのは難しくプロであるフラッシュモブ業者に依頼する必要があります。
ダンサーの人数によりますが費用は15万円～30万円くらいが相場です。
また、友達に参加してもらう場合には状況によっては謝礼が必要になるかもしれません。
ダンス未経験者が初めてダンスにチャレンジするには勇気がいることでしょう。
また、フラッシュモブ会社が用意するレッスンに参加したり復習する必要があります。
先ほど説明しましたとおり、フラッシュモブが嫌いな相手に仕掛けたり、本番で頭が真っ白になって全く踊れなかったりすると
お相手に嫌われたり、恥ずかしい思いをさせてしまう可能性があります。
ただし、ダンスの振り付けを多少間違えるくらいはご愛敬です。
笑顔でカバーしましょう。
フラッシュモブ会社の人間が自ら言うのもなんですが、かなり盛り上がります。
ご依頼者がダンスに加わる瞬間には大歓声があがることでしょう。
＜お相手に一生の感動をプレゼントできる＞
普段ダンスをしなさそうな人が踊ることでお相手やゲストに大きなサプライズと感動を与えることができます。
プロのダンサーが踊るだけならお金で済むことですが、依頼者参加型というのが感動のポイントです。
結婚式披露宴が終わり、ゲストをお見送りするときにゲストやお友達から「フラッシュモブとっても良かったよ！」
と声をかけてもらえるでしょう。
その様子を見られたお相手もきっと満足されると思います。
フラッシュモブをされた方の感想
フラッシュモブは苦手な人や、自身に好意をいただいていない人に仕掛けてしまうと悲惨なことになってしまう恐れがあります。
しかし、サプライズが好きな人、フラッシュモブに憧れがある人に仕掛ければきっと大きな感動をプレゼントできるでしょう。
ただし仕掛ける場合にはお相手の性格を必ず考慮する事が大事です。
その他、詳しいことを知りたい方はフラッシュモブジャパンさんのサイトをチェックしてみてください。
フラッシュモブジャパン公式サイト：https://www.penebakerent.com/
