結婚式を挙げることが決まったら、情報誌やウェブサイトなどを見ながら式場選びを始める人がほとんどではないでしょうか？ そして式場の写真を見ながら、おふたりが想い描くウェディングを投影し、「こんな結婚式がいいな～」とイメージを重ねるはずです。しかし、いざ結婚式を形にする段階になると、雑誌やウェブサイトで見た会場のコーディネートをそのまま再現するのは、ちょっぴりもったいない気がしてくるもの。自分たちなりのエッセンスをプラスして、オリジナリティを与えたくなるんです。
誰にとっても初めての経験となる結婚式の準備をよりセンスよく、よりオシャレに進められる花嫁さまとは、いったいどんな人なのでしょう？
例えばデイリーファッションを楽しむ場合は自分の好きなものを着たり、トレンドを意識するのもOK。しかし、それがウェディングドレスとなれば『自分をよりよく見せてくれること』も重視する必要があるでしょう。結婚式当日はつねに多くのゲストから視線を集めたり、全方位からの写真撮影にも応えられる佇まいが求められるのです。“自分らしさ”を追求することも大切ですが、親御様や大切なご友人の方々に『素敵な花嫁姿』をご覧いただくことも同じくらい大切なこと。『自分によく似合うもの』を知っておくことが、オシャレな花嫁様になるための近道です。
また挙式会場や披露宴会場の装飾についても、『自分が好きなもの』や『自分たちが大切にしているもの』などが明確になっていることが大切です（「これはイヤだなあ」と思えることがあるだけでも◎！）。結婚式の準備を進めていくと、思いのほか“決断すべきこと”が多く、驚くはず。判断に迷うことも少なくありません。そんなとき自分の中で優先順位がはっきりしていることは、決断の大きな助けになってくれるのです。
花嫁さまの多くは結婚情報誌やSNSなどを利用して、自分が描いている理想的なウェディングのイメージづくりをしています。特にSNSに『ウェディング専用アカウント』を作って、情報収集している人は多いのではないでしょうか。そしてその多くは、いいなと感じた投稿を保存して、ときどき見返しながら自分のイメージをかためたり、ウェディングプランナーとの打ち合わせの際に参考にしているはず。でもそれだけでは、オシャレなウェディングを仕上げる決め手にはなりません。オシャレな人たちは、さらに一歩進んだ情報収集をしているんです。一体、どんなことを心がければよいのでしょう？
行ってみたいと思う結婚式場が見つかったら、そこで実際に結婚式を挙げた先輩花嫁さまたちの様子が気になりますよね。SNSでハッシュタグ検索をするなどして、リアルな情報を集めることは必須です。
そして「オシャレだな」「こんな結婚式したいな」という投稿が見つかったら、それを保存するだけでなく、『そのウェディングを担当したプランナーは誰か』まで調べることが重要です。ブライダルフェア予約の際、式場へ問い合わせて「その担当者に相談したい」と伝えておけば、対応をしてもらえるはずです。プランナー自身が個人でSNSアカウントを持っていることも多いので、それをチェックしておくことも有効。
オシャレな花嫁さまは、遠慮なくウェディングプランナーを指名しています。
ほかにも、オシャレな花嫁さまは気に入ったヘアアレンジの投稿を見つけたら、それを保存しておくだけでなく『そのヘア＆メイクをしたのが誰か』まで調べています。同様に、理想通りの前撮り写真を見つけたら『それを撮影したカメラマンは誰か』をしっかりリサーチしているんです。どこの結婚式場にも所属していない、フリーランスのカメラマンやヘア＆メイク、ウェディングプランナーがいるのは、こういうときのためでもあるんです。
結婚式を挙げる新郎新婦さまは、誰もが“初心者”です。どんなに自分でリサーチしても分からないことや、決断に悩んでいることがあって当たり前！ また何かを自分で選んだり決めたりすることへの不安は、つねにつきまとうはずです。
そんなとき担当のウェディングプランナーさんや先輩花嫁さまなどにアドバイスを求められる人がいます。素直に自分の悩みを打ち明けることで、プロフェッショナルや経験者の意見を聞くことができ、より多くの情報に触れることができるんです。その情報は視野を広げてくれたり、柔軟な考え方をもたらします。よりよいウェディングを作り上げるための判断材料として、これほど信頼できる情報はありませんよね。
人生のうちでたった１日しかない、一発勝負の結婚式。すべての新郎新婦さまがビギナーである以上、自分自身が納得いくものになるかどうかは、とても不安なことですよね……。成功へのカギは、決められた期間内にいかに多くの情報収集をし選択できるかのということと、プロや経験者の意見を取り入れながら準備を進めることに尽きます。きちんと準備して、悔いないウェディングを叶えてくださいね♡
※画像はすべてイメージです。