誰にとっても初めての経験となる結婚式場選びだからこそ、自分のイメージする会場がどんな場所かを見極めることから始めなければいけません。そのために欠かせないのが『ブライダルフェア』。実際に会場を見ながら結婚式当日のイメージを広げたり、結婚式の準備やおもてなしについて知識を深める必要があるのです。ここでは、後悔しない結婚式場選びのために、先輩花嫁さまがやっている4ステップをご紹介します。
式場/ブライダルフェアを探す
【ステップ①】結婚情報誌でイメージを固める
結婚式を挙げることが決まれば、まず「私はどんな結婚式を挙げればいいんだろう？」「私たちの結婚式には、どんな場所が相応しいんだろう？」と悩んでしまいますよね。“結婚式を挙げること”は誰もがそのビギナーであり、経験や知識がないのは当然のこと。
多くの卒花はまず、自分の結婚式をイメージすることから始めます。そのサポートをしてくれるのが『結婚情報誌』。パラパラとページをめくって、ピンとくる写真をピックアップしていくと、徐々に自分が挙げたい結婚式のイメージが固まってくるはずです。選んだ写真の会場から、さらにエリアや予算などを見比べて、行ってみたいなと思える会場を探しましょう。
【ステップ②】Instagramでリアルな情報収集
もっとも大事なのがこのステップ！ 実は結婚情報誌に掲載されている写真の多くは式場側が、ターゲットとなる花嫁さまのニーズや競合となる会場との差別化、トレンドなどを計算しつくしたうえで撮影した、いわば広告用の写真です。つまり、結婚式場側が読者に自社を知ってもらうため、究極にベストな状態を作りこんだもの。残念ながら、プレ花嫁がリアルな会場の様子を知るために適切な情報とは言えないのです。
そこで活躍するのがInstagram。式場のアカウントをチェックしたり、式場名をハッシュタグ検索することで、リアルな結婚式の様子を見ることができます。気になるアカウントをフォローしたり、投稿そのものを保存しておけるのもInstagramを利用するメリット。多くのプレ花嫁や卒花がウェディング専用アカウントを作って情報収集しているのも、このような理由があるからです。事前にリアルな結婚式場の写真や、どのように利用されているのかを把握しておくことで、実際に足を運んでみたとき「雑誌で見た会場とは、雰囲気が全然違った……」なんてことを防げるのです。
【ステップ③】プランナーアカウントをチェック
「やっぱりここで結婚式を挙げてみたいな」と感じたとき、その結婚式場について事前により深く情報収集するのが、よりよい結婚式場選びにつながります。例えば、自分が気に入った投稿は、誰が担当した結婚式なのかを調べてみましょう。今は、ウェディングプランナーさんひとりひとりがInstagramに個人アカウントを開設し、情報発信をしているケースが多いです。「この人に担当してもらいたいな」と思ったら、たいていの場合は式場側に担当プランナーをリクエストすることも可能。
またヘア＆メイクに関しては結婚式場の専属ではなく、他の事務所やフリーランスの方に依頼して、自分の納得いく形でオーダーしたいと考えている人も。写真を眺めながら気になるものをピックアップしたり、「#ブライダルヘアメイク」で調べられることが一般的です。ウェディングドレスについても、同様のことが言えます。自分が描くウェディングドレスのイメージを写真を見ながらかためて固めていき、着てみたいと思うものがどこのドレスブランドの商品か、取扱店はどこにあるのかを調べておくのがよいでしょう。
【ステップ④】ブライダルフェアに行ってみる
気に入った結婚式場が見つかったらブライダルフェアを予約し、実際に会場を見学してみましょう。自分が事前に調べたポイントに、勘違いや違和感がないかを丁寧に確認しましょう。疑問に思ったことや不明点をプランナーさんに質問して、不安な点を残さないことも大切です。実際に式場に足を運んでみたとき、自分自身がその場で結婚式を挙げている様子をイメージできるかどうかも重要なポイント。会場そのものにときめきや運命を感じられたなら、そこがおふたりの最高ステージになるはずです♡
まとめ
よい結婚式場を選ぶには、まずはどんな結婚式場があるのかを知ることが大切。そのファーストステップは、「ページをめくると情報が得られる雑誌＞自分で必要な情報を探すネット」を活用すること。その中から、ネットを利用して少しずつ情報を厳選していくことが正しい方法です。この記事が、おふたりの理想が叶えられる、素敵な結婚式場と出会うきっかけになりますように♡