今、結婚式場は、新型コロナウィルスの感染予防対策のために『オンライン打ち合わせ』を実施することが増えてきました。そこで今回は、膨大な結婚式準備の中で発生する『オンラインだから気をつけたいこと』をご紹介します。
また、遠距離恋愛のカップルや出身地での結婚式を検討しているカップルは、打ち合わせのために会場まで時間をかけて足を運ぶこともありました。しかしビデオ会議ツールの利用が可能になったことで、ふたり揃って打ち合わせができたり、気軽に打ち合わせに臨めるようになったことも大きな変化と言えるでしょう。
ペーパーアイテムは、すでにDYIアイテムとして自分で準備している先輩花嫁が大勢います。好みのデザインをネットで探して簡単に作れるし、用紙サンプルを送ってくれるところもたくさんあります。上手に取り入れれば節約にもなって、一石二鳥!
結婚式で使う動画は、主に3つ。オープニングムービーとプロフィールムービー、エンドロールです。このほかにも、挙式でチャペルムービーができる会場もありますよね。これらは式場が指定するファイルサイズに仕上げられれば、データでやり取りができるもの。当日上映する際に、仕上がりが違った!というトラブルもないので安心です。
『ヒキタク』と呼ばれる、引き出物の宅配サービスが流行っています。もともとは、ゲストの負担にならないことが人気の理由ですが、自宅にいながらスマホやパソコンで選べることが、改めて注目されています。
何よりも大切な『式場選び』。これだけは実際に会場へ足を運んでみないと、その良しあしが分かりませんよね。「写真よりも広く感じた」「天井が低くて圧迫感を感じた」「お手洗いまで清掃が行き届いていた」「写真で見るより建物が古かった」「担当者以外のスタッフも明るくて親切だった」など……。直接行ってみなければ感じ取れないことがあるはずです。
ウエディングドレスを着慣れている女性は、いません。ネットを見ながら「こんなの着てみたいな」とイメージを膨らませていたとしても、実際に身に着けてみると「思っていたのと違う……」と思うことが沢山あるのです。トレンドももちろんありますが、その中で自分をよりよく見せることを重視していくのがドレス選びには重要なこと。フィッティングは必須です。
ウエディングドレスの試着と同様に、毎日メイクとはまったく違う『魅せるメイク』や『華やかなヘアアレンジ』も、自分のイメージだけでは上手くいかないことが多いです。また、ヘア&メイク担当者の得意とするスタイルもまちまち。ガーリーが得意な人もいれば、大人っぽいシンプルを得意とする人もいます。それぞれのアドバイスを聞いたり、ドレスとの相性も考えながら一生の思い出に残る自分を演出してください。
結婚式当日、ゲストはほとんどの時間を披露宴会場のテーブルで過ごします。そのための心地よい空間作りとして、重要なのがテーブルコーディネートです。テーブルクロスと食器類を、ひとつひとつオンライン上でチェックできたとしても、それらを組み合わせた状態をイメージするのは難しいですよね。式場でなら、サンプルの中から選んだ現物を見ながら、納得いくまでコーディネートを試せるのが◎。
結婚式当日の写真撮影と一緒に、アルバム制作を注文する人は多いですよね。一生に一度の結婚式ですから、最高の状態で形に残しておきたいもの。そのためには、アルバムの台紙選びはとても重要! 紙の質感や厚みなど、手に取ったときの印象が大事なものは、なるべく現物をチェックして決めたいですよね。
ご紹介した項目以外にも、結婚式場ごとに様々な工夫をして新郎新婦が安心・安全に結婚式を挙げられる打ち合わせを作り上げています。事前に式場に問い合わせるなどして、現状を確認してもよいでしょう。