今、結婚式を少人数で行うカップルが増えていることをご存知でしょうか?
家族やごく親しい友人でのみ行う少人数結婚式。なぜ支持されるか、その理由を3つご紹介します!
少人数結婚式の定義に絶対の決まりはありませんが、だいたい30人以下、40人以下の結婚式をそう呼ぶことが多いです。
ゼクシィ「結婚トレンド調査2018」によると、披露宴・披露パーティの招待客の平均人数は69.4人で年々減少傾向にあり、少人数結婚式を希望している人が増えています。
少人数結婚式はたいてい、挙式+披露宴(といっても、余興などはなくお食事会のような雰囲気)を実施する人が多く、家族や友人だけでアットホームに行われます。
「結婚式はやらなくてもいいな」というナシ婚派のカップルや、「派手にはしたくないけど、形には残したい」「ケジメとして実施したい」などというカップルにも支持されているのが、少人数結婚式です。
結婚式というと、親族や友人だけでなく上司や先輩なども招いて行う、かしこまった場というイメージを持っている人もいるかもしれませんね。
80年代のバブル期には、”ハデ婚”と呼ばれる豪華な結婚式が主流で、招待人数100人以上というのも普通のことでした。
でも、近年結婚式の在り方が多様化し、身内だけの実施も全然OKな風潮に。堅苦しい雰囲気の中で緊張した時間にするよりも、新郎新婦自身もリラックスして結婚式を楽しめるというのが人気の理由です。
新郎新婦が、高砂ではなくゲストと同じ目線の高さのソファ席に座ったり、ゲストと同じテーブルに座って一緒に料理を楽しむ、という結婚式スタイルも近年流行に。
少人数結婚式が人気なのも、着飾った新郎新婦ではなく、自然体の新郎新婦でいられるから。そんなリラックスした雰囲気が、現代の結婚式スタイルになりつつあります。
結婚式全体の平均費用が357.5万円、自己負担額が142.8万円となっています。
少人数結婚式の費用の相場は、ゲストが20~30人の場合で50~120万円ほど。プランの組み立て方によってはご祝儀でまかなえたり、自己負担がだいぶ少なく済むこともあります。
少人数結婚式では、余興や演出を実施しなかったり、ドレスを1着だけにしたりする人も多く、その分料理やゲストへのおもてなしにお金をかける傾向も。なので、全体的な費用が抑えられる一方で、ゲストの満足度が高くなるようです。
例えば、ゲスト100人分の招待状や席次表、プチギフトを準備をするのと、ゲスト30人分の準備をするのとでは、どちらの方が労力がかかるかは明白ですよね。
ゲスト一人ひとりの席札にメッセージを書いたり、エンドロールにゲストへお礼の言葉を添えたり、ゲストの人数が少ないからこそ細やかなおもてなしもできます。
通常、結婚式の準備は3か月前からスタートすることが多いですが、少人数結婚式では結婚式場によっては最短2週間の準備というところも!忙しいカップルや、マタニティ婚などの場合、準備時間が短いことは嬉しいですよね。
少人数結婚式が人気の理由を3つご紹介しました!
結婚式のスタイルは、実は10年ごとに移り変わっているといわれています。今の時代はより自分たちらしく自然体でいられる、という結婚式が人気です。
ゲストと触れ合えるアットホームな結婚式を希望の方は、少人数結婚式を検討してみてはいかがでしょうか?