挙式、というとどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?
チャペルで行うキリスト教式?神社で行う神前式?そんな中、挙式にオリジナリティを求める新郎新婦に人気なのが「人前式」です。
人前式とは、具体的にどんな挙式のことなのでしょうか?流れやメリットデメリットなどを詳しく解説していきます。
「人前式って気になるけど、実際に行っている人ってどれくらいいるの?」と疑問に思う新郎新婦もいるはず。
ゼクシィが発表しているゼクシィ結婚トレンド調査2017(全国推計値)の『実施した挙式スタイル』によると、
キリスト教式…54.6%
人前式…27.3%
神前式…16.6%
その他・無回答…1.6%
という結果になりました。人前式を実施した新郎新婦は、神前式よりも多いという結果でした!
人前式は挙式の進行や内容に決まりがなく、オリジナルな挙式が叶うことが魅力のひとつです。
宗教に関係なく参列しているゲストへ結婚を誓い、宣誓文の内容も新郎新婦が自由に決めることができます。
宣誓文の内容や演出のアイディアとして、例えば……
●宣誓文をあいうえお作文にする
●用意しておいた本物の婚姻届に、証人からサインをもらう
●サムシングフォーのアイテムをゲストから集めていく
●新郎新婦がゲストの前で植樹をする
●結婚証明書をジェンガにする(ウエディングジェンガ)
など本当にいろんなアイディアがあります!「形式ばった結婚式は堅苦しい」という新郎新婦から、人前式が支持されているのも納得ですよね。
先ほどもご紹介した通り、人前式は自由に進行していいのですが、まずは基本的な流れをおさえてイメージしてみましょう。
1.新郎新婦入場
2.結婚の誓約
3.指輪交換
4.結婚成立の宣言
5.新郎新婦の挨拶
6.結婚の承認
7.退場
人前式の流れは、基本的にはキリスト教式の流れと変わりません。ただ、「絶対にこの流れじゃないといけない」ということではないので、参考までに確認してくださいね。
反対に言えば、人前式だからといってオリジナリティを出さなければいけないわけでもありません。上記の流れのまま厳かに進めてもいいわけです。
人前式を実施するメリットを大きく3つご紹介したいと思います。
①オリジナリティのある挙式にできる
②挙式費用が安く抑えられる
③どこでも挙式ができる
①はこれまでお伝えしてきた通りで、一番大きなメリットになるポイントでしょう。
②「挙式費用が安く抑えられる」ということに関して、キリスト教式では、チャペル使用料や神父様(牧師先生)へお支払いする費用が発生することがあります。神前式では、神殿使用料や御初穂料が発生することがあります。※結婚式場によって異なります
一方で、人前式はそれらの費用がかからない分、挙式費用を安く抑えられるのです。ただ、ガーデンなど他施設を使用する際に、ガーデン使用料などがかかる場合もあるため、ブライダルフェアで確認してくださいね!
③「どこでも挙式ができる」に関しては、人前式には決まった型がない分、決まった場所もありません。披露宴会場で、ホテルラウンジで、ガーデンで、プールサイドで、ビーチで……新郎新婦がそろえば、そこが挙式会場になるのです!
中には、電車の中で、飛行機の中で、船の中で……なんていう企画が実施されていたりもします。
人前式のデメリットとして考えらえることとしては、「カジュアルになることへの親御様の懸念」です。
キリスト教や神前式に比べると、カジュアルな雰囲気になりがちの人前式。また、親世代には一般的ではなかった挙式スタイルのために、親御様に受け入れてもらえるかという懸念があります。
結婚式に親御様の意見を取り入れた方がいいという場合は、ふたりで人前式実施を決める前に、一度親御様へ相談しましょう。
結婚式にオリジナリティを求める新郎新婦に人気の挙式スタイル、「人前式」について流れやメリットデメリットをご紹介しました。
ブライダルフェアでは、「人前式希望の方向けフェア」も開催されていることがありますので、ぜひチェックしてみてくださいね!