プロポーズを経て婚約したカップルは、「いつ入籍しようか?」という話になるはず。結婚へのダンドリが初めてであれば、混乱することもありますよね。
今回の記事では入籍のタイミングについて、また2019年のオススメ入籍日もあわせてご紹介していきます!
入籍をするタイミングですが、大きく分けて3パターンあります。【結婚式より前・結婚式当日・結婚式の後】です。それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
約9割のカップルが、結婚式よりも前に入籍をしています(ゼクシィ参照)。プロポーズから両家への挨拶を経て、入籍をする流れが多いようです。
結婚式より前に入籍することのメリットは、早く夫婦になれること。婚約段階はあくまで口約束となりますが、籍を入れることで法的にも夫婦になります。結婚式を実施する場合は、結婚式準備の大変さや辛さ、金銭的負担などすべてを「ふたりのこと」として考えて取り組むことができるでしょう。
デメリットは特にありませんが、「入籍は結婚式の後にしてほしい」という親御さんもいます。特にお嫁に行く女性の親御さんは、「結婚式まで姓を変えないでほしい、バージンロードは旧姓で歩いてほしい」などと思う方も。結婚式よりも前に入籍をする場合は、両家の親御さんにきちんと承諾を得るようにしましょう。
何かと忙しくなってしまいますが、ふたりの晴れの日となる結婚式当日に入籍をするカップルもいます。
結婚式当日に入籍をするメリットは、結婚式と入籍日、記念日が同じ日のなることではないでしょうか。また最近では、ゲストの前で婚姻届にサインをするという演出をするカップルもいて、結婚式で盛り上がるシーンのひとつになっています。
デメリットとしては、物理的に婚姻届を提出しに行く時間がとれない、ということ。結婚式当日は当日のヘアメイクから始まり、挙式、披露宴までで6~8時間。二次会を行うとなると、移動時間なども含めてさらに時間がかかります。婚姻届は24時間365日提出が可能ですが、結婚式の前後や合間を縫って婚姻届を提出しに行くのは時間的にも体力的にも難しいことではあります。
一昔前の日本では、結婚式後に入籍をするというのが通例でした。よってそのしきたりを重んじる家庭では、結婚式の後に入籍という考え方が今も根付いているようです。
結婚式の後に入籍をすることのメリットは、結婚式で夫婦として認められることがより新鮮に感じられること。そして、お嫁に行く女性(婿に入る男性)が旧姓で結婚式を迎えられることではないでしょうか。
デメリットとしては、税金の配偶者控除や扶養控除など諸々の手続きが遅くなってしまうこと。結婚式後にすぐ新婚旅行へ行きたい場合はパスポートの手続きが間に合わず、別姓での旅行になってしまうかもしれません。
結婚式の前、結婚式当日、結婚式の後、と大きく分けて3パターンの入籍のタイミングをご紹介しましたが、細かく分けると【どちらかの誕生日・付き合った記念日・バレンタインなどのイベント・新元号などの節目】が入籍のタイミングで人気の日です。
また、ふたりが夫婦となる日なので、お日柄を考慮するカップルもたくさんいます。そこで、お日柄的に2019年のオススメの入籍日をご紹介したいと思います!
天赦日(てんしゃび・てんしゃにち)とは、百神が天に昇り、天が万物の罪を赦(ゆる)す日とされています。天赦日は日本の暦の上で最上の吉日といわれていて、新しい何かをスタートさせたり躊躇していたことに挑戦するにふさわしい日とされています。
2019年の天赦日…1月27日(日)、2月10日(日)、4月11日(木)、6月26日(水)、9月8日(日)、11月7日(木)、11月23日(土)
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)とは、一粒の籾が万倍に実り稲穂になるという吉日。種蒔きのほか、仕事始めや新規開店、お金の支出、入籍や引っ越しなど人生の節目によい日とされています。
2019年の一粒万倍日…一粒万倍日はわりと頻度が高く、1週間に一度ほどあります(カレンダーで確認してくださいね!)
結婚式でも人気のお日柄である大安(たいあん)。大いに安しという意味があり、一日中のあらゆることが平穏に進むと言われています。
2019年の大安日…大安日はわりと頻度が高く、1週間に一度ほどあります(カレンダーで確認してくださいね!)
2019年に、天赦日と一粒万倍日、そして大安が重なる日が1日だけあります!それが…
9月8日(日)
です。日曜日でもあるので、結婚式の予約は早々に埋まりそうですが、入籍日や同居日、引っ越し日などでぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
入籍日についてタイミングやオススメの日をご紹介しました!
入籍日は、ふたりが法の下に正式に夫婦となる大切な日です。ふたりはもちろん、ご家族の意向も確認して、納得のいく日に決めてくださいね。