結婚式は新郎新婦が高砂に座って、上司の挨拶や乾杯があって……と今では一辺倒な内容だけではなりません。自分たちらしくオリジナルな結婚式にしたい!という新郎新婦はたくさんいるはず。
ただ、オリジナルな結婚式を作るには、会場選びが重要になってきます。結婚情報誌やポータルサイトを見ているだけでは、オリジナルウェディングが可能かどうかがわからないことも多いので、ブライダルフェアできちんと確認する必要があります。
そこで、オリジナルウェディングを希望する新郎新婦が、ブライダルフェアで確認しておきたいことをまとめてみました!
オリジナルな結婚式にしたいなら、まず考えたいのが挙式スタイル。キリスト教式、神前式、仏前式など挙式スタイルは数々ありますが、最も自分らしい挙式にできるのが人前式です。
人前式は進行に決まりがなく、自由に内容を決めることができます。例えば、「誓います」という宣誓はせずにお互いの手形を証明書に押す、証人にその場で婚姻届を書いてもらう……など。
多くの結婚式場で人前式が可能なので、「どんな内容で実施したことがありますか?」などと聞いてみてもいいですね。
昨今の結婚式では、ドレスや引き出物、司会者、カメラマン、ヘアメイクなどを自身で探して用意する新郎新婦も増えています。ドレスやヘアメイクは「より自分らしい装いにしたい」、カメラマンは「自分の好みのテイストに撮影してほしい」などのこだわりがあるためです。
ただ、結婚式場によっては、ペーパーアイテムやテーブルコーディネートのアイテムを除き、上記のようなモノの持ち込みができないこともあります。ドレスは提携のドレスショップのみ、引き出物も提携業者のみ、などということも。
また、持ち込みはOKだけど追加料金がかかる、ということも多いです。持ち込みの可否、料金についてをきちんと確認しましょう。
結婚式を盛り上げる要素のひとつであるBGM。好きな曲を好きなように選べると思っていませんか?多くの結婚式場では、新郎新婦が好きなように選ぶことができるのは事実ですが、中には結婚式場が用意したBGMを推奨されることもあります。
それは、結婚式場側が「自施設のイメージを保ちたい」から。世界観がきちんとしている結婚式場では、音楽さえその世界観のひとつ。その考え方は素晴らしいことではありますが、オリジナル結婚式を希望し、ふたりの好きな曲や思い出の曲を使いたいという想いがあるのではあれば注意が必要です。
結婚式の必須アイテムであるウェディングケーキ。ケーキをオリジナルデザインにできる結婚式場も数多くあり、新郎新婦が自らデザインしたウェディングケーキがあるとオリジナル度もぐんとアップ!
ただ中には、決められたデザインのケーキ数種類の中から好きなデザインを選ぶ、という結婚式場もあります。流行のネイキッドケーキや、演出にもなるドリップケーキなど、希望のウェディングケーキがあるなら、ウェディングケーキはオリジナルデザインにできるか聞いてみましょう。
また、追加料金でオリジナルデザインが可能という場合もあるので、料金についても確認を忘れずに。
どの結婚式場でもウェルカムスペースであれば自由に飾り付けてコーディネートを楽しむことができますが、お化粧室やエントランス、会場全体を自由にコーディネートOKという結婚式場も!
お化粧室に「今日はお越しいただきありがとうございます!」などゲストへのメッセージを書いたり、エントランスから新郎新婦の似顔絵を飾ったり。挙式や披露宴の時間だけでなく、ゲストが結婚式場に足を踏み入れた瞬間からおもてなしを始めることができます。
決まりきった進行内容ではなく、自分らしい結婚式にしたい!という新郎新婦から支持されているオリジナルウェディング。
ただ、どの結婚式場でも自由にできるかというと、そういうわけではありません。どこまでオリジナルにできるかということを新郎新婦自身で、式場決定の前にきちんとリサーチする必要があるのです。
アイテムの持ち込みのことや、結婚式BGMのことなどは、式場のホームページや情報誌には書かれていません。気に入った結婚式場があったらブライダルフェアに参加して、オリジナルウェディングの希望を伝え、相談してみましょう!