彼氏にプロポーズされ晴れて結婚が決まったカップルは、結婚式を考えているなら、結婚準備を進めていくことになりますね。そんな中で女性がきっと出会うであろうワードが【プレ花嫁・卒花嫁・花嫁会】という言葉。
これらの言葉を実際に聞いたり目にしたことがある方も多いはず。でも、それぞれの意味がわからない！という方も意外と多いのではないでしょうか？
そこで今回の記事では、結婚式準備をはじめると出会う、花嫁たちの独特の言葉を解説していきます！
まずそれぞれの意味を説明していく前に、プレ花嫁・卒花嫁・花嫁会という言葉は、全てインスタグラムのハッシュタグから話題になった言葉です。
結婚が決まり結婚式準備をはじめた花嫁さんがインスタグラムに「花嫁アカウント」を立ち上げ、そこで使われはじめたのがそれらの言葉。「＃日本中のプレ花嫁さんと繋がりたい」というハッシュタグは今や投稿数が12.1万件にものぼる大人気ハッシュタグとなっています。
それではそれぞれの用語を詳しく解説していきます！
「プレ花嫁」というワード、なんとなくの意味はわかるはず。「プレオープン」や「プレ販売」など、英語のpre（以前の、前の）という接続後がついた言葉です。ということは、プレ花嫁は「花嫁の”前の”」という意味。でもこれって意味がよくわかりませんよね……。
プレ花嫁はそもそも造語なので、明確な意味が実はありません。「結婚準備期間の花嫁さん」というニュアンスで使われています。花嫁との境目がどこになるのかも明確にはなっていませんが、結婚式当日にプレ花嫁ではなくなることは共通認識のようです。
卒花嫁とは、「卒業した花嫁」という意味で使われている言葉です。結婚式を終えた時点から卒花嫁となります。結婚式後何年までが「卒花期間」という決まりもなく、結婚式後2年経っていても卒花嫁で、卒花嫁としてプレ花嫁からレジェンド的存在になっている方もいるのです。
インスタグラムで「＃卒花嫁レポ」というハッシュタグの投稿数は、なんと13.6万件！！「＃日本中のプレ花嫁さんと繋がりたい」よりも投稿数が多く、卒花嫁さんたちが自身の結婚式をレポートとして挙げていることから、プレ花嫁さんにとって、参考書のような存在になっています。
また、卒花嫁に近い「先輩花嫁」という言葉もあります。先輩花嫁という言葉は、結婚式場のブライダルフェアのネーミングに使われることが多く、「その結婚式場で式を挙げた卒花嫁」というニュアンスになります。
花嫁会とは、結婚式準備期間中のプレ花嫁さんが集まってお茶をしたり、結婚式で使うアイテムを一緒に作ったりする会のことをそう呼びます。結婚式準備中の悩みや相談事を、プレ花嫁同士だからこそ分かち合うことができ、励まし合いながら準備に励むことができます。
一括りに花嫁会と言ってもいくつかのパターンがあり、近い地域で開催される花嫁会、同じ結婚式場で式を挙げる同士の花嫁会、卒花嫁さん主催のイベント的花嫁会、ウェディングメディアが主催する花嫁会など。花嫁会が気になる方は、まずは楽しそう！と思うところへ気軽に参加してみては♡
ご紹介した【プレ花嫁・卒花嫁・花嫁会】という言葉は、インスタグラムなどSNSを通じてコミュニケーションをとるための入り口のひとつとなっています。そんな中筆者の周りでは、花嫁アカウントをフル活用している友人がいる一方で、「他の花嫁さんの投稿を見ると、DIYとかすごいし、ドレスとかヘアメイクとかこだわっていて、自分がしょぼく思えてツライ……」という友人もいました。
また、花嫁会に参加した友人に話を聞くと、「楽しかった！参考になることが聞けた！」と満足した様子の友人もいれば、「周りのプレ花嫁さんがキラキラして見えて、自分に焦りを感じた」とネガティブな感想を言っていた友人も。
花嫁アカウントをチェックしたり花嫁会に参加するのは情報収集や自己表現の場として素敵なことですが、他人と自分を比べて気分が落ち込むという人も実は少なくなさそうです。
幸せな結婚準備の期間なので、落ち込んだりツライ気分になるようであれば、花嫁アカウントや花嫁会から遠ざかっても全然大丈夫です。結婚式準備で気になることがあればウェディングプランナーさんに相談すれば良く、理想の結婚式は他人を参考にしなくても自分らしく作っていけば良いのです。
結婚式準備をしていく中で、きっと多くの女性が出会うであろうワード【プレ花嫁・卒花嫁・花嫁会】について、解説しました！
結婚式準備はストレスや疲れも感じやすい期間。そんな時に同じように頑張っている女性たちと繋がることで、やる気がもらえたり、いいアイディアがもらえるかもしれません。
人生の中でほんのわずかな時間となる”プレ花嫁”期間を、素晴らしい時間にするために花嫁アカウントや花嫁会と上手に付き合っていきたいものですね！