新郎新婦の生い立ちや馴れ初めを紹介するプロフィールムービー。
式場や制作業者に発注すると、意外と高いんですよね。
もちろん品質にもよりますが、安いものでも3万円~4万円、高いものだと・・・。
そんな中、自分達でプロフィールムービーを作るカップルが増えてきているそうです。
ちょっとでも削れる費用は削る!そういう気持ちって大切ですよね。
というわけで、実際にムービーを自作するにはどうしたらいいのか?
注意点やポイントをその道のプロに聞いてきました。
教えてくださるのは、結婚式プロフィールムービー作成アプリ「レコフォト for Wedding」の担当ディレクターである、株式会社DigiBookの田添さんです。
レコフォト for Wedding 担当ディレクターの田添瞳さん
・ムービーの雰囲気に合わせて選曲
一般的には、使う写真やコメントなどムービーの雰囲気に合わせて選曲する方が多いです。友人主体の式で流す、新郎新婦の明るいイメージを強調したムービーならアップテンポの明るい曲。家族に感謝の気持ちを伝えるムービーに仕上げたいのであれば、感動的な歌詞のバラード曲を選ぶと良いと思います。
・曲の長さや歌詞に注意
ゲストが飽きずに集中してみることのできる、5分前後の曲が最適です。また、別れを連想させる歌詞が出てくる曲は結婚式にふさわしくないため、選曲の際には気を付けてください。邦楽なら分かりやすいですが、洋楽の場合は特に注意が必要です。
・音楽著作権の手続きについて式場に確認
プロフィールムービーに入れる音楽をCDからコピーした場合、著作権等の申請が必要です。申請ができていないと、当日になってムービーが流せない!なんて事もあるので、あらかじめ手続きについてプランナーさんや式場に確認してくことをオススメします。
(このあたりはISUMさんのページを参考にしてみてください)
・横写真を選ぶ
式場のモニター画面の縦横比は、4:3や16:9など横長のものが多いので、横写真の方が余白なく綺麗に映すことができます。
・写真のサイズに注意
アプリで加工した写真やプリクラなどは、写真のサイズが小さい場合があります。そういった画像はモニターに映す際に拡大されて粗くなる可能性があるので、注意が必要です。
・忌み言葉を使わない
忌み言葉とは、縁起の悪さや別れを連想させるような言葉のことです。「終わる」「戻る」「泣く」「切る」など普段の会話で使うようなフレーズも忌み言葉にあたるので、コメントでは使わないよう事前にチェックしておきましょう。
・句読点「、」や「。」はつけない
「終止符を打つ」というように終わりを連想させるため、句読点も省略するのが一般的です。その分、スペースを開けたり、改行したりすると読みやすくなります。
・文字数に注意
人が1秒間に読むことのできる文字数は、約4文字といわれています。コメントが長すぎると次のスライドに移るまでに読み切れないので、20文字程度に収めるのがベストです。
・DVDに書き込めているか確認
パソコンやスマホで自作したムービーは、DVDに書き込まないと式場で流せません。操作に慣れてない人は詳しい人にお願いするか、きちんんと流せるか事前にチェックしておくことをオススメします。
・モニターの画面比率を事前に確認しておく
式場のモニター画面と作成したムービーの比率が大きく異なると、モニターに映した際に上下左右が見切れたり、大きな余白が生まれてしまう場合があります。ムービー作成に取りかかる前に確認しておきましょう。
色々と気を付けるポイントを田添さんに教えていただきましたが、いかがでしょうか。
大変な部分も多いですよね。
ただ、こういった編集作業って思いのほか楽しかったり、思い出に残ったりする事も多いものです。
ぜひ大変さに負けず、頑張って作ってみてはいかがでしょうか。
また1から作るのが難しいという方には、今回アドバイスを頂いた株式会社DigiBook様の「レコフォト for Wedding」というアプリがおススメです。
こちらはスマホだけでプロフィールムービーを簡単に作れてDVDが届くサービスで、料金も14,850円とお安くなっています。