楽しみいっぱいな結婚式ですが、現実的にお金のことを考えると頭が痛くなったり……。何百万円ものお金が必要となる結婚式、少しでも費用を抑えたいというのは、誰もが思うことです。
そこで、今回の記事では、実際にウエディングプランナーさんに聞いた、ブライダルフェアで見積り交渉をするコツをご紹介して行きます!
まず必ず覚えておきたいのは、値引き交渉は式場決定前にするということ。式場決定の意思を示してから(契約書にサインした後など)、「もう少し値引きできませんか?」と交渉しても、値引きは難しいでしょう。
値引き交渉をするタイミングは、ブライダルフェアで見積りを提示されたとき!見積りを見て、「予算オーバーなので、○万円値引きすることは可能でしょうか」「他にも気になっている式場は、こちらより○万円安いのですが」などと聞いてみましょう。
そのときに、「あと○万円安くなったらこちらの式場に決定したい」という前向きな意思を伝えると、より値引きされやすくなるでしょう。
見積りの値引き交渉をするときに、ブライダルフェア訪問日から挙式日が近いほど値引きしてもらいやすくなります。最も大きく値引きしてもらえる可能性が高いのは3か月以内ですが、6か月以内でも値引きの余地ありです!
というのも、結婚式場側は6か月〜1年先を見越してスケジュールや予算を組んで動いているため、直近の結婚式の予定が入っていないのはマズイのです(結婚式場側の経営的な話になりますが……)。せっかくの休日に結婚式が1件も入っていないという状況はなんとしてでも回避したいわけです。
そこで、結婚式場側は値引きをしてでも契約をしたいと思います。結婚式の日程にこだわりがないという新郎新婦であれば、「一番近い日程で大丈夫なので、安く結婚式を挙げられる日がいいです」とブライダルフェアで伝えてみてはいかがでしょうか。
結婚式では、チャペル・会場・お料理・ドリンク・ドレス・ブーケなどを同じ内容にしても、”ある条件のもと”で見積り金額が変わることがあります。それが、お日柄や時期です。
お日柄でいうと大安、時期でいうと春と秋は結婚式のハイシーズン。この時期に結婚式をしたいという場合、値引き交渉は難しいでしょう。
一方で、仏滅は多くの結婚式場で「仏滅プラン」を出しています。仏滅に結婚式を挙げるという理由だけで、少し値引きしてもらえるので、お日柄を気にしないカップルにはオススメの方法です。また、ガーデンやプールなど屋外が特徴となる結婚式場の場合、真夏や真冬は外に出ることができなくなるため安くなることがあります。
▼関連記事▼
お日柄の意味を知って結婚式日程を決めよう!友引や赤口ってどんな日?
最後にご紹介する見積り交渉のコツは、見積り金額を下げるということではありません。特典を何か付けてもらうのです。例えば、
●ドレス持ち込み料不要にしてもらう
→ドレス持ち込み料が30,000円かかるとすると、30,000円分得することに!
●無料でドリンクをランクアップしてもらう
→ドリンクの1コースアップが1人1,000円とし、ゲスト80人招待するとすると、実質80,000円分得する!
などなど、本当はかかるはずの料金を安くしてもらったり、お料理やドリンクをアップグレードしてもらったり。見積りの金額を大きく下げることはできなくても、特典を付けるという”おまけ”には応じてくれる可能性があります。
結婚式の見積り交渉のコツをご紹介しましたが、あまりにしつこい交渉はしなようにしましょう。ウエディングプランナーさんも人間ですので、嫌がられてしまいます。もしその式場に決定したとしても、お互いに気まずくなってしまうことがあります。結婚式は新郎新婦とウエディングプランナーさんの二人三脚で作り上げるものなので、円満に進めていくべきです。
また、新しくオープンした結婚式場や大人気の結婚式場は、そもそも値引きという概念がないこともあります。仏滅であろうが、真夏や真冬であろうが、料金が変わらないことも。その場合はいくら値引き交渉しても、無理なものは無理。「予算に合わなければ決めなくて結構です」ということになってしまいます。
何百万円とかかる結婚式の費用。結婚するとそれに加えて、結婚指輪、引越し、新婚旅行……など他にもお金がかかります。だからこそ結婚式の費用を少しでも抑えたい、そう思ってしまいますよね。
上記でご紹介した3つのことは、実際にウエディングプランナーさんから聞いた値下げ交渉のコツになります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
▼関連記事▼
ウェディングプランナーに聞いた!賢くお得に結婚式を挙げる方法②