平日の結婚式もアリ！平日婚のメリットとデメリット、気をつけたいこと
結婚式は土日祝など、休みの日に挙げるものだと思っていませんか？
平日に結婚式を挙げることだって可能！例えば、警察官や美容師、アパレル販売員、飲食店勤務の方などは、土日休みではないので平日に結婚式を挙げるカップルも多くいます。
そこで、平日に結婚式を挙げる「平日婚」のメリットとデメリット、気をつけておきたいことをご紹介します。
平日結婚式のメリット３つ
平日婚のメリットは主に3つあります。
①結婚式の時間を選びやすい
土日の結婚式であると、「◯月◯日に結婚式がしたい」という日程は選べても、「◯時スタートがいい」などと時間まで選ぶことは難しいかもしれません。
一方、平日の結婚式だと1日1組であることも多いので、午前スタート、午後スタートなど好みの時間帯を選びやすくなります。
また、休日の結婚式であると1日2組や3組は結婚式を挙げるので、自分の結婚式の前後にスタッフがバタバタ慌てていることも。そういったことなく、全体的にゆったり過ごせるのも平日婚の魅力でしょう。
②結婚式費用が安くなる
平日婚のカップルもいるとはいえ、結婚式はやはり土日がメインです。でも、結婚式場としては1組でも多く式を実施したいと思っているので、平日婚は大歓迎！
そこで、平日特典プランとして、結婚式費用を安くしている結婚式場がたくさんあるのです。
土日の結婚式と同じ内容であっても、平日に結婚式をするというだけで圧倒的に安くなっていることもあります。
③移動や宿泊も安くなる
飛行機代、ホテル宿泊代などは、休日よりも平日の方が費用が安くなりますよね。遠方からのゲストの飛行機代や宿泊代を新郎新婦が出すという場合はもちろん、ゲストにお車代として渡す場合も、金額が抑えられます。
結婚式費用を考える時に忘れがちな部分ではありますが、遠方ゲストのお車代は結構かかります。例えば、移動費と宿泊費で1人4万円かかり、遠方からのゲストが10人いるとします。2万円をお車代にするとしても、お車代だけで20万円かかることに。大きな金額ですよね。
それが平日婚であれば少しでも抑えられるはずです。
平日結婚式のデメリット３つ
平日婚でデメリットとして考えられることは主に3つあります。
①ゲストが予定を合わせずらい
仕事が土日休みというゲストが多い場合、平日に仕事を休んでもらう必要があります。
前々から伝えて仕事の休みを取っておいてもらっても、”どうしても外せない仕事”が急遽入る可能性もゼロではありません。
新郎新婦側も「仕事が入ってどうしても行けない」と言われてしまうと、どうしようもありませんよね。それが結婚式の直前の場合、料理や引き出物のキャンセルができず無駄な費用が発生してしまうこともあります。
②自己中心的だと思われてしまうことも
新郎新婦が平日休みの仕事をしていたり、参列するゲストの多くが平日休みの場合は平日婚はむしろ喜ばれるかもしれませんが、逆の場合は「なんでわざわざ平日なんだ」と思われてしまう可能性も。
職場の上司や同僚も呼ぶ場合は、その日職場のそのチームはごっそり休みになるわけです。「人のことを考えていない、自己中心的だな」と思われてしまうことも、ないとは言い切れませんよね。
せっかくのお祝いの席に、ゲストがそんなことを考えているのは悲しいことですよね。
③二次会など遅くまで集まるのは難しい
平日婚で次の日が仕事という場合は、二次会や三次会で遅くまで集まっているのは難しくなります。遠方からのゲストは結婚式が終わり次第早々に帰らなければならないかもしれません。
平日婚でも二次会まで実施したいという場合は、金曜日に実施する方が良さそうです。
平日結婚式で気をつけること
平日に結婚式を挙げたいと思うなら、気をつけたいことがあります。それは……
ゲストの都合をきちんと考慮すること
です。デメリットの部分でもお伝えしましたが、平日に仕事をしている職場のメンバーを呼ぶときは、皆が一斉にその日の仕事を休まなければならなくなります。「平日婚の方が安いから」というのは魅力的なことですが、新郎新婦の都合しか考えずに平日婚を決めるのはやめましょう。
また、平日に結婚式を挙げることが決まったら、なるべく早く参列ゲストへ連絡をしましょう。招待状の発送は3か月前が多いですが、招待状を出す前に電話やメールで報告をしておくように。
きちんと段取りを踏めば、ゲストも快く平日婚に参列することができるでしょう。
まとめ
平日の結婚式について、メリットやデメリット、気をつけておきたいことをご紹介しました。
結婚式を挙げるためのお金が不安なカップルや、憧れの結婚式場の予約がなかなか取れないカップルなどは、平日婚を考えてみるのもアリです！
もちろんその時にはゲストのことを考えながら進めるようにしてくださいね。
