2020年1月20日

【後編】結婚式場の選び方をリサーチ!卒花が気をつけたポイントはここ

結婚式場を選ぶとき、一体どんなところに気をつければいいのか……。誰もが初心者のウェディングだからこそ、卒花の意見やアドバイスが参考になるはず! ここでは結婚式場の選び方とともに、選ばなかった会場についてもピックアップしていきます。

▼前編はこちら▼
【前編】みんなは一体どうしてる?卒花に聞いた結婚式場の選び方

式場/ブライダルフェアを探す

卒花にリサーチ!成約しなかった結婚式場の理由3つ

前回に引き続きお話を伺ったのは、卒花Yさん。3軒のブライダルフェアに足を運んだ中から、選ばなかった結婚式場について、その理由を伺ってみました。卒花による、貴重なホンネです。

 

①会場が条件に当てはまらなかった

――とっても気に入ったイメージどおりの会場がありましたが、郊外にあり行きづらい立地でした。結婚式の打ち合わせは頻繁にあります。何度も遠くに行く自信がなく、近くの会場に決めたのです。こういう条件は、マタニティ婚やパパママ婚の方々にも必要ですよね。

結婚式当日に遠方から来てくれるゲストが多いことも、立地を優先した理由です。飛行機や電車で来てくれた上にさらに駅から会場まで送迎バスで1時間近くかかる……、となると負担も増えてしまいます。それは避けたかったんです。

肝心なことは、おふたりにとって「必要なこと」をあらかじめ考えておくこと。そしてそれをもとに、会場選びをすることだと思います。

 

②スタッフの対応に疑問を感じた

――見学した結婚式場の中にはプランナーさんが早く成約を取りたそうで、タイトな日程を提案をされたり、「今、決めればこんな特典が!」とその場で会場を決めることを強引に促してくることがありました。友人の卒花の話では、断ってもあの手この手で成約を迫られてしまい、1軒のブライダルフェアに4時間以上も拘束されたことがあるそうです……。これは、正直うんざりですよね。ほかにも行ってみたい会場があるときは、ハッキリNo!を伝えることも大切だと思います。

またほかの会場を見学している期間中に度々「どうですか?」という電話がかかってくる会場があって、プレッシャーを感じたことがありました。そういう些細なやり取りの中で、自然と「自分たちの意見をあまり聞いてもらえなさそうだな……」と感じちゃったんです。

結婚式場とのお付き合いは、当日よりも準備期間の方がはるかに長く大切なもの。結婚式場の都合でリクエストを聞いてもらえなかったり、準備に不要なストレスがかかるのは、新郎新婦にとって本末転倒だと思います。

 

③会場が下調べのイメージと違った

――ネットに上がっている口コミやインスタグラムなどで会場の下調べをして、ブライダルフェアに行ってみたい結婚式場を、5軒から3軒に絞り込みました。その下調べで得た情報と実際の会場が、大きくイメージと異なる場合があります。具体的には「思っていたよりも、会場が古いな」「テラスが写真よりも狭く見える」などです。そういう違和感自体は、どこの会場に足を運んでも、大なり小なりあるのかも知れません。でもそれが、その会場を見学したいと思った決め手だった場合……。やはり妥協はできませんでした。

この会場のこんなところが素敵!と思った部分は、見学時に丁寧にチェックして、キチンと納得したうえで成約すべきですよね。

 

結婚式場が決めきれないときは…

――素敵な結婚式場って、本当にたくさんあります。優柔不断なカップルなら、なかなか成約を決断できなかったりしますよね。そういうときは自分たちの理想の結婚式で譲れないポイントを3つだけ書き出してみましょう! そしてさらに、優先順位をつけてみてください。例えば、「自然に囲まれている」「行き来しやすい立地」「予算内に収まること」など。すぐにでも子供が欲しいカップルや、マタニティ婚などでは「自分たちのためだけにお金を使えないな……」とも感じますよね。すると優先順位は「予算」「立地」「自然」という結果になりませんか?

条件の出し方も、新郎新婦様によってさまざまだと思います。例えば会場の雰囲気ひとつを取っても、より具体的に「緑に囲まれている」「海が見える」「ゲストとの距離が近い」などたくさんのポイントが出てくるカップルがいるかも知れません。式場を選ぶ指針は明確であればあるほど、検討しやすくなるもの。どんな結婚式を挙げたいか、ふたりでできるだけ明確にイメージしてみましょう♡

 

まとめ

一生に一度しかないからこそ、なかなか決断できない結婚式場。ポイントを押さえることで、きっと素敵な結婚式を見つけられるはず♡ 前編と併せて、ぜひ式場選びの参考にしてみてください。