2020年2月13日

結婚に親御様が反対してる!?他人事じゃないお悩みと解決へのヒント

お付き合いしていた男性との結婚が決まり、親御様へ挨拶に行ったのはいいけれど……。「結婚を反対されてしまった」「あまり祝福されていない気がする」という、つらい経験をしてしまうカップルがいるのも事実です。それでも「幸せな結婚式を挙げたい!」と思っているカップルが、振り返るべき点やこの先の対応策をご紹介します。

 

親御様が結婚に反対している理由は?

まずは「親御様がなぜ、おふたりの結婚を祝福してくれないのか」を知る必要があります。よくある話としては、

●出会って間もないふたりの結婚

●ふたりが経済的に自立できていない

という、ふたりの関係そのものを不安視している場合や、

●すでに入籍した後の事後報告

●おめでた婚

などの感情的なもの。また、 

●ふたりの年齢が離れすぎている

●相手の親御様に問題がある

という、結婚生活の先に待つトラブルを心配しているケースもあります。

結婚には自分たちの意思が何よりも大切であるのは言うまでもありません。しかし、これまで自分を育ててくれた親御様の意見をないがしろにしていいわけでもありません。反対している相手がたとえ義実家の親御様だとしても、強行突破はオススメできません。その先には家族になることが待っているのです。まずは親御様の話も聞いたうえでおふたりの意思を伝えたり、お互いの高い妥協点を探すための話し合いをするよう、慎重に事を進めていきましょう。焦りは禁物ですよ!

 

おふたりで確かめておきたいこと

親御様が、なぜおふたりの結婚に反対しているのか……。その理由を知ったうえで、考えなければいけないこともあります。それは、

●本当に「今」結婚しなければいけないのか

●意地の張り合いになっていないか

ということです。

例えばおふたりの意思は強く固まっていて「半年後に結婚式をしたい!」と思っていても、親御様の祝福がない結婚式は、おふたりが描く理想の1日になるでしょうか? 結婚式はおふたりの人生にとって大切な方々をお招きして執り行われるもの。中でも、感謝の言葉をいちばんに伝えたいはずの親御様が笑顔で過ごせない要素があるのなら、それは誰にとっても淋しいことのはず。人生の中でも最も大きな出来事である「結婚」を、おふたりだけの意思や感情で推し進めてしまわぬよう、冷静になりよく考えてみましょう。

 

結婚式場がサポートしてくれることは?

「親に反対されているけれど、結婚式を挙げたい」というカップルが、結婚式場に足を運ぶことはめずらしくありません。そんなとき、結婚式場はどのようにおふたりをサポートしているのでしょう? 現役ウェディングプランナーさんに聞きいてみました。

「結婚式場は親御様を説得することはできません。しかしおふたりのお話を伺ったうえで、両方にとってよりよい選択となるプランをご提案させていただいたり、親御様の不安を解消するためのお手伝いをさせていただくことはできます」
(S・Nさん/東京都・ゲストハウス)

例えば花嫁様が妊娠中の場合。母子にとってより安心な日程の調整や、結婚式の演出などを提案してくれるはず。経済的に不安がある新郎新婦様なら、閑散期や仏滅、平日などのお得な料金プランを紹介してくれたり、フォトウェディング+会費制の食事会をオススメしてくれることも。悩んでいることは正直に打ち明けて、おふたりと親御様が納得できる形を見つけられるよう、アドバイスをしてくれるはずです。そしてもうひとつ。

「結婚式の契約後に日程変更やキャンセルが発生した場合、料金を取られてしまうことがありますよね。もし親御様との間にトラブルがある場合には、ウェディングプランナーに話しておいて、日程変更料やキャンセル料が発生するタイミングについて詳しく説明してもらうことも大切です」
(R・Kさん/神奈川県・ホテル)

ふたりでじっくり考えたつもりでも、時間がたつにつれ親御様のアドバイスに素直に耳を傾けられることも。「結婚式の時期を改めて考えてみよう」と思ったとき、キャンセル料が発生してしまうから強行するしかなかった……という後悔はしたくないですよね。

 

まとめ

おふたりの意思に反して、親御様が結婚に反対しているというケースは、実際にあります。どうやって自分たちの意思を貫くかに固執せず、お互いが思う“幸せな結婚の定義”を話し合いながら見つけていくことを考えてみてください。大切な人たちに囲まれて心からの祝福を浴びた結婚式が、おふたりの新たな人生のスタートにふさわしいことは、言うまでもありません♡