2020年3月27日

大人婚の演出あれこれ♡素敵な結婚式にやること・やらないこと

結婚式で取り入れられる演出の自由度が高まったり、結婚適齢期という概念がなくなったりして、誰もが「自分たちらしい結婚式」を楽しめる時代になりました。しかしゲストをお招きしておもてなしをするからには、「喜んでいただけること」を考える必要もあります。そこでここでは、ゲストの皆様に喜ばれることはもちろん、実は不評を買ってしまっている大人婚の演出をご紹介します。

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大人だからわかる「上質さ」で勝負!

大人婚の特徴として、ウェディングドレスや会場装飾にお金をかけないということが挙げられます。ウェディングドレスは、自分を最もよく見せてくれるものを1着だけ選んだり、会場装飾をシンプルにして、おもてなし(中身)を充実させるという傾向があるんです。この特徴は、上質なものを見極められる審美眼を持っていたり、自分自身が認められるものを知っている大人の女性ならでは。

衣裳は、お色直しでドレスにリボンをつけたり、ヘアアレンジやアクセサリー、ブーケを変えることで、着こなしにバリエーションを持たせる花嫁様が多く見られます。お料理のランクや引き出物の予算が高いのも特徴です。こうしたお金の使い方が、自分よりもゲストへのおもてなしが重視されている、と言われる理由です。

 

「おもてなし」にお金をかけた結婚式

「よいもの」を知っている大人だからこそ、人生の晴れ舞台である結婚式に妥協をしません。それがゲストへの「おもてなし」につながることなら、なおさらです。

例えばお料理やドリンクのランク(=プラン)は、みんなに選ばれているものよりもワンランク上を選んだり、引き出物や引菓子も自分で厳選したものをお渡ししたりと、その質を大切にしています。そのこだわりは金額に表れていて、引き出物の場合は3,500円~4,000円が予算となっています。これは相場より1,000円ほど高いもの。自分たちで選んだ「確かなもの」をお渡しするための予算なので、カタログギフトなどを選ぶ新郎新婦様はあまり見られません。最近では自分たちが選んだアイテムをずらりと並べて、ゲストの方々にピックアップしてもらうという贅沢な方法も人気です。

 

「ゲストへの負担」は最小限に!

大人婚となるとゲストの中には家庭がある人も多いため、披露宴での余興などをお願いして結婚式当日以外にゲスト本人の時間を取らせることを避ける傾向にあります。中には挙式を午後から執り行い、披露宴を楽しんでいただいた後は二次会をしないという選択をする新郎新婦様も。ゲストのライフスタイルに配慮をした結婚式にすることで、本当に出席していただきたい方をお招きして、心からのおもてなしをすることを重視しているのです。そんな結婚式なら、出席するゲストの皆様も当日を心待ちにしてくださるはずですよね。

 

ゲストどん引き!?「こんな演出はイヤだ!」

いくらゲストへのおもてなしが重要だとはいえ、結婚式当日の主役はやっぱり新郎新婦様! おふたりが考える「理想の1日を演出したい」という気持ちは大切にしたいものですが……。大人婚だからこそ控えた方がいい演出もあるんです。

☑ 未婚女性強制参加のブーケトス
ブーケトスは、未婚の女性ゲストに向かって、新婦様がブーケを投げる演出。ゲストと一緒に楽しめる「幸せのおすそわけ」として知られていますが……。大人婚の場合、ブーケトスに参加することに抵抗がある女性ゲストが多いです。どうしても行いたい場合は、男女や既婚未婚、大人子供を問わずに参加できる「ハッピートス」をしたり、事前にブーケトスをすることを伝えて、参加者を決めておくなどの配慮をするとよいでしょう。

☑ イチャイチャ系ファーストバイト
ケーキカットのあとに行われるファーストバイトは、もはや定番ですよね。しかしこれも一歩間違うと、その場が凍りつく演出に!? 例えば特大のスプーンやスコップなどを使ったひと口で、相手の顔をクリームだらけにしてしまったり、ゲストに「あ~ん」の掛け声を強制したり……。見ているゲストの方が恥ずかしくなってしまうようなファーストバイトは、控えた方が無難かもしれませんね。

 

まとめ

結婚式は新郎新婦様のものですが、ゲストの皆様にできるだけいい印象を持ってもらいたいのも本音ですよね。喜んでもらえる演出やセンスあるおもてなしを取り入れて、素敵な結婚式を挙げてくださいね♡