2020年6月26日

結婚式も『Withコロナ』の時代へ…プレ花嫁たちの「今」と「これから」

まだまだ予断を許さない、新型コロナウイルスの感染拡大状況。私たちの日常生活が大きく変化したことはもちろん、その影響は『結婚式』という人生最大のライフイベントにも影を落としているのが現状です。そこで調査(※)で判明した、“プレ花嫁のこれから”をご紹介します。
(※)情報提供元:「新型コロナウイルス流行中の結婚式場探し」に関する実態調査/ウエディングパーク

式場/ブライダルフェアを探す

☑ 結婚式を挙げる時期は9月以降が人気

結婚式を予定しているプレ花嫁の、約90%が2020年9月以降に実施を予定していることが判明。式場を検討しているプレ花嫁はもちろん、結婚式を延期した人たちにも、この時期が選ばれていました。とちらも、新型コロナウイルスの収束を予測して予定を立てているケースが多いようです。

そもそも2020年の春婚を予定していたプレ花嫁たちは、新型コロナウイルスの影響を受け、ほとんどの結婚式を延期しています。その延期時期の中でも特に人気なのが、『2020年秋婚』でした。もともと『秋婚』は1年を通して最も人気が高いシーズン。気候もよく天気に恵まれることも多いため、選ばれているのですが……。今年は例年以上によい日取りの争奪戦が繰り広げられそうです。

 

☑ 少人数ウェディングは昨年の1.7倍に!

結婚式へ招待するゲスト数も変化していることがわかりました。2020年に結婚式を実施する予定のプレ花嫁には、『20名以下の少人数婚』が選ばれているんです。その数は、2021年の結婚式を予定しているカップルの1.7倍!

結婚式場側も、安全・安心を確保した結婚式の提案をしている最中ですが、それに加えてプレ花嫁も自らが感染防止に取り組むという姿勢がうかがえます。万が一、結婚式という晴れの場で大切な人が罹患してしまったとあれば、せっかくの幸せな1日が、辛い思い出になってしまうことでしょう。『今できること』のひとつとして、少人数婚は有効なのかも知れません。

 

☑ 『オンライン打ち合わせ』に前向き◎

結婚式場を探しているプレ花嫁は、オンラインツールや在宅で利用できるサービスの利用に積極的な様子。65%以上がオンライン打ち合わせを前向きに検討しています。

また結婚式場が決まってからのオンライン打ち合わせに関しても、90%以上のプレ花嫁が「利用すると思う」と回答しており、そのニーズの高さが分かります。

結婚式準備の打ち合わせは、長いときは3~4時間も必要な時があります。移動や、長時間式場にとどまるリスクを考えると、オンライン打ち合わせは有効な手段といえるでしょう。

オンライン打ち合わせできるもの

・各種演出の相談・打ち合わせ
・進行の打ち合わせ
・司会者との打ち合わせ
・会場装花の相談・打ち合わせ

会場に出向いた方がスムーズなもの

・会場の見学
・料理の試着
・ドレス試着
・ヘア&メイク
・引き出物サンプル確認

 

☑ やっぱり今後の感染拡大状況は心配…

結婚式場探しや結婚式準備において、『情報が不足していると思うこと』『不安を感じていること』をリサーチしてみると以下のような回答が得られました。

・新型コロナウイルス感染症の状況
・中止や延期があった場合の費用のこと
・結婚式場の感染症対策
・結婚式場や衣裳のイメージ作り

まだまだプレ花嫁が『結婚式作り』にだけ集中できる状況ではないことが分かります。一方では、

・ドレスの選び方
・ペーパーアイテムのDIY
・ムービーの作り方やコツ
・BGM選び

などに興味を持っているプレ花嫁も多くいるよう。自宅にいながら準備できることに、取り組んでいる様子が明らかになりました。

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まとめ

多くのプレ花嫁が新型コロナウイルス感染症の現状に注目しながら、現状を判断したり、今後を予測していることが分かりました。そして感染リスクを減らすために、工夫をしながら結婚式準備と向き合っています。人生で最も輝ける結婚式を安全・安心とともに迎えられるように、気を引き締めながら準備に向き合いたいものですね。