2020年8月31日

コロナ禍の結婚式、どうした!?新郎新婦の現状と新たな選択のカギは?

新型コロナウィルスの影響により、結婚式を延期・中止した新郎新婦はたくさんいました。ここではその具体的な数字を挙げながら、新しい結婚式のカタチをご提案します。

※情報提供元(外部リンク):【Withコロナアンケート】オンラインウェディングは77%が「参加する」と回答/株式会社pma

安心・安全のもと結婚式を挙げたい

同調査では2020年3月~6月の挙式および披露宴(以下、結婚式)を中止した新郎新婦が11%。結婚式を延期した新郎新婦の割合は71%という、超異例の結果に……。これらは新型コロナウィルスの影響で「ゲストの安心・安全を約束できない」という情勢を受けた判断が中心で、主催者である新郎新婦や式場側も、それに従わざるを得なかったということでしょう。

また二次会の実施率は0%。中止した人も63%に上り、日本中で『不要不急』が叫ばれたことが大きな影響を与えていたと言えます。

●二次会は密が避けられない
●参加者が激減してしまう
●みんなに不安なく参加してもらいたい
●立食・ビュッフェは不安

などが背景に挙げられ、不安な気持ちがそのまま結果に表れていました。

 

このキャンセル料は納得いかない!

結婚式の延期やキャンセルにともなう手数料がかかった新郎新婦は、約30%。平均額は約10万円。通常どおりの高額な請求があった新郎新婦がいる一方で、式場側の配慮によって減額されたり実費のみが請求されたケースも見られました。

式場はどこも前例がない対応を強いられ、対応がまちまちになったことで、新郎新婦によっては不満を持った人がいたかも知れません。

●キャンセルしたくてしたわけじゃないのに、お金を取られるのは納得いかない
●もしキャンセル料金がかかっていたら、相当もめていたと思う
●キャンセル料金が高い。そもそもかかるのが納得いかない
●結果としてお金はかからなかったが、交渉の心的ストレスが大きかった

このようにシビアな意見が見られた中に、「事業者のことを考えると致し方ない」という新郎新婦もいました。

 

二次会は『ゆったり楽しく』がカギ

「参加者」側としての意見も聞いてみました。想定は仲の良いご友人から2020年秋開催の二次会に招待された場合。

Beforeコロナと同様のスタイルで参加したいと回答した人は51%にとどまりましたが、コロナ対策がなされた会場であれば60%、着席・個食であれば83%にまで割合は上昇することが分かりました。

また、主催者側としての『オンライン二次会』の実施については、

●やっぱりみんなと写真を撮りたい
●オンラインでの二次会が楽しいか分からない

という消極的な意見が散見されたにも関わらず、参加者としては77%が出席したいと回答しています。つまりWithコロナ時代のウエディングパーティーは、できる限り着席・個食でのゆったり感を取り入れ、オンラインの利用を視野に入れておくことで、参加者の満足度を上げられると言えそうです。

 

まとめ

今、結婚式は、主催者となる新郎新婦はもちろん、参加するゲスト側も不安を抱えているのが現実。大切な人生の門出に「感謝を伝えたい」「お祝いの気持ちを届けたい」という、これまで当たり前にできていたことが、難しくなっています。そんなとき新しいツールを利用してみるのも、選択肢のひとつです。