「後撮りしたい」が増加中!結婚式後に撮る理由とメリットとは?
今、「後撮り」をしたい新郎新婦さまが増えています。「後撮り」とは文字通り、結婚式を挙げた後に撮影するウェディングフォトのこと。ニーズが高まっている背景と、そのメリットとは一体どんなことなのでしょうか?
物足りないウェディングフォトは後撮りで解決
結婚式を挙げる前から「後撮りをしたい」と考えている新郎新婦さまは、あまり多くありません。むしろ「ウェルカムスペースに飾る写真を撮りたい」等の理由で、あらかじめ前撮りを選択するカップルの方が多いと言えるでしょう。
どんな場所でどんな写真を誰と撮りたいのか……。おふたりがイメージする写真をじっくり描いたり、そのリクエストを叶えてくれるフォトスタジオや撮影場所を丁寧に探せるのが後撮りの魅力です。
そんな特長を活かして、結婚式を挙げた後「気に入った写真が思ったよりも少なかった」とか「結婚式の準備に時間を取られすぎて、納得のいく前撮りができなかった」というような、後悔を残さないために行われているのがリアルな後撮りの理由のようです。
一方で、実際に後撮りをした新郎新婦さまは、仕上がった写真のクオリティに満足しているだけでなく、後撮りという体験そのものに大きな魅力を感じていることが多いのです。
前撮りの場合、結婚式の準備物としての側面も含んでいるため、撮影日や納品日などのスケジュールに気を配る必要があります。また人に見られることを意識した演出で撮影をすることも。しかし後撮りなら自由に撮影時期を選ぶことができ、桜やヒマワリ、イルミネーションなど、理想のシーンを背景にしたロケ撮影をすることが可能です。
結婚式当日に親御さまやご友人たちとゆっくり過ごす時間を設けられず、大切な人と一緒に撮影した写真が意外と少ないのは、結婚式あるあるのひとつ。そんな不満を持った新郎新婦さまが、身近な人とともに後撮りをするケースも増えているようです。
余裕のあるスケジュールと予算で撮影できる!
お金と時間を計画的に使えるのが、後撮りのメリットです。
前撮りの場合、結婚式そのものに必要な費用の不安が先に立ち、希望するスタジオを諦めたり、プランのグレードを下げてしまうことも。その点後撮りなら、結婚式にかかった費用の総計を把握できた状態で撮影の計画を立てられます。
結婚式での経験を踏まえおふたりが妥協できる点を探したり、後撮りのために貯金をしてから改めて撮影に臨むこともできますよね。新婚旅行を利用して、海外で撮影するなんてプランも人気です(後述します)♡ 結婚式で撮れなかった写真をピンポイントで撮影することができるから、あれもこれもと撮影を取り入れて予算が膨らんでしまうことを防げます。
前撮りの撮影は、結婚式の2~3か月前に行われることが多いようです。でもその時期は、実は結婚式の準備が忙しくなってくる頃でもあるんです。時間に追われて、知識もイメージもぼんやりしたまま撮影するのは、ちょっともったいないですよね。
後撮りなら結婚式にまつわるあれこれが終わってから、時間に余裕をもって準備に取り組めますし、撮影したいシーンや使いたい小道具などのイメージをふくらませたうえで打ち合わせに臨めます。
結婚1周年、5周年などの節目に後撮りを楽しんでいるカップルもたくさんいます♡ 少し時間がたってから再びウェディングドレスに袖を通すのも、結婚当時の気持ちがよみがえり気持ちが引き締まったり、おふたりの絆がさらに深まる……なんて、嬉しい効果が期待できそうです。夫婦が愛の誓いを更新する『バウリニューアル』のときにウェディングドレスやタキシードを着るのもトレンドなので、後撮りのタイミングにピッタリかも知れません。
新婚旅行で「後撮り」するのもオススメ♡
海外は絶好のフォトスポットでもあります。ハワイに代表されるビーチリゾートやヨーロッパなど新婚旅行で人気のエリアでは、ハネムーンと撮影がセットになった「フォトウェディングツアー」というパッケージプランも数多く出回っています。非日常を感じる空間で、人生最高の1枚を撮影するなんて、ふたりにとって最高の思い出作りになりますよね。
「海外のドレスサロンに、思い通りのウェディングドレスがあるかどうか心配……」という方は、日本で格安のドレスを調達して行くのも手。近頃は、韓国や台湾などのウェディングドレスが1万円台から手に入るので、こうした撮影用に利用されることも多いんです。二次会用に準備したお気に入りのドレスを着回す、なんてことも可能です。トラブルに備えて、事前に対策を考えておけるのも、時間に余裕がある後撮りならではですよね。
まとめ
結婚式は人生の中でも特にスペシャルな1日。だからこそよりよい形でその日を残しておきたいし、後悔したままにもしたくないですよね。結婚式の美しい思い出を増やすための選択肢として、後撮りを活用するのはもちろん。知識を備えておくことで、ウェディングフォトにまつわる不安や心配事に心を奪われる時間が少なくてすむのもよい点のひとつです。
※画像はすべてイメージです。