2019年12月13日

ブライダルフェアの注意点!?こっそり聞いた「ご案内しにくい、こんな人」

結婚式場を選ぶ際、必須となるのがブライダルフェア。会場を見て回ったりウェディングプランナーさんの話を聞いて、自分たちの結婚式がこの会場で執り行えるかどうかを確認していきます。新郎新婦さまとなるおふたりが式場を選ぶ立場ではありますが、そのときの姿勢次第で、式場側から要注意人物に認定されてしまうことも……。現役ウェディングプランナーさんに、「こんなおふたりとは、やり取りしにくい!」という本音を取材しました。

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正直困る!こんなカップルのブライダルフェア

ブライダルフェアで式場を案内してくれるウェディングプランナーさん。主に「新規接客担当」と呼ばれていて、ブライダルフェアに訪れた新郎新婦さまに自社式場の魅力を伝えるのが仕事です。結婚式へ向けた具体的な準備がスタートすると、今度は「施行担当」と呼ばれるウェディングプランナーさんにバトンタッチされ、結婚式当日までの細かいやり取りをすることになります。ここでは、新規接客担当者に聞いた「こんなカップルは困る!」エピソードをご紹介します。

①マウンティングや知ったかぶりする

「新婦さまに『知り合いに、ウェディング関係者がいるんです』と言われてスタートした会場のご案内。会話中に度々そんなセリフが登場したので、ウェディングにお詳しい方なのかな?と思っていましたが……。正直言って、ご本人の知識は知ったかぶりばかり。話をさえぎられてしまったり、思い込みでお金の話をされてしまい、正しい情報でのご案内に手こずりました」
(Y・Mさん/東京都・ゲストハウス)

 

結婚式場ごとに個性があり、特徴や料金はさまざま。どの式場が自分たちにピッタリなのかを見極めるには、プランナーさんの話を聞くことが基本です。「営業されてるんじゃないかな」と心配になる人がいるかも知れませんが、警戒しすぎても正しい情報はキャッチできませんよね? 自分で下調べしたことを確認しながら、会場を見学してみてください。

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②考えていることや感情が読み取りにくい

「『ブライダルフェアは初めて』というお客様の場合、緊張なさってることが多いので、リラックスして楽しみながら、会場見学していただきたいと思っています。笑顔でコミュニケーションを取ることを心がけていますが、中には終始無表情で過ごされる方も。当式場を入っていただけなかったのかなーと思っていたら、ご成約いただくことは案外あって。何が決め手になったんだろうか……と、こちらが悩んでしまいます(笑)。心配事や不安を素直に打ち明けてくださったり、他者様と比較した感想を言っていただける方が、お客様のニーズを掴みやすく、よりよいプランをご提案できると思います」
(O・Mさん/愛知県・ゲストハウス)

 

無理をしてまで仲良くする必要はないかも知れませんが、お互いが気持ちよくそのひとときを過ごせるように、配慮をしたりマナーを守ることは大切です。人見知りしてしまうなら、そう話しておくだけでも相手に与える印象は変わります。成約して、新規接客担当者から施行担当者に引き継がれるとき、「気難しい人かもしれない……」なんて伝達されるのはソンだと思いませんか? 「とっても明るくてお話しやすいカップルでしたよ」と言われた方が嬉しいのは、誰にとっても同じですよね♡

③妥協したくないしお金も払いたくない

「ご予算の都合で、ウェディングではなく“ご宴会プラン”でパーティーしたいというおふたり。実際にお話を進めていくと、あれをしたい・これをしたいというリクエストがたくさん! 『それは宴会には含まれず、別料金です』とお伝えすると、『サービスが悪い』『それなら別会場で……』と不機嫌になってしまって。プランの差にご納得いただくことが、本当に大変でした」
(C・Hさん/東京都・ホテル)

 

結婚式はとても高い買い物のひとつ。モノではなく、コトを買うという側面にも不安はつきものですよね。なるべく安価にしたいと思う気持ちは理解できますが、結婚式場側にもできることとできないことがあります。妥協したくないなら、会場や予算を見直す必要がありますし、予算オーバーしてしまうなら「取り入れない」と決断することも買い物のルールです。

まとめ

いかがですか? 「お祝い事だから」とか「高いお金を払うのだから」という理由で、不遜な態度をとっていると、結婚式場側に無難な対応をされてしまう可能性が高くなるでしょう。よりよい提案や、思いがけないアイデアを口にしやすい関係を築くことが、ブライダルフェアを攻略する近道です!