2020年2月17日

結婚式の準備中に妊娠発覚!?あわてないために今、知っておくべきこと

結婚が決まり結婚式場も決まり、あとは当日に向けての準備を頑張らなきゃ!と思っているところで妊娠していることが分かったら……。とてもおめでたいできごとである一方で、突然のことに「結婚式、どうしよう?」と悩んでしまうプレ花嫁は案外多いようです。そこでここでは、そんな花嫁様の結婚式を担当した経験がある、ウェディングプランナーさんたちに話を聞いてみました。

 

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準備期間が長いほど“想定外”が多い!?

結婚式に対するこだわりが強いプレ花嫁さまほど、準備期間中に“想定外”が起こりやすく、『妊娠』もその中のひとつに挙げられます。ちょっと意外ですよね?

というのも、例えば『付き合って10周年の記念日に結婚式を挙げたい』とか『2022年2月22日に結婚式したい』というリクエストをお持ちの新郎新婦様は、結婚式場の予約を2年前になさったりするんです。2年後の自分たちがどんな生活をしているか、またどんなふうに人生を歩んでいるか、想像できる新郎新婦様は少ないですよね。結婚式へ向けた準備期間が長いほど、そういう新婦様が多くなる傾向はあると思います」
(K・Nさん/神奈川県・ホテル、以下同じ)

 

妊娠が分かったプレ花嫁は、どうしてる?

母子ともに健康であることが一番。新郎新婦様はもちろん、私たちウェディングプランナーもまったく同じ気持ちです。ですからきちんと事情をご相談いただいて、今ご準備いただいている結婚式をどうするべきか、一緒に考えていけたらと思っています。多くの新郎新婦様は、結婚式を「前倒し」または「後ろ倒し」になさっていますね。

前倒しにするメリットは、おふたりだけで結婚式が挙げられること。これからお子さまと一緒に過ごす思い出が増えていく前に、ふたりきりの思い出作りをする機会として結婚式を選んでくださるようですね。これとは対照に、後ろ倒しではお子さまと一緒に思い出作りができます。演出も、お子さまと一緒に行えるものに変わっていきますので、バリエーションがぐんとアップします。

例えばお子さまが生まれる前なら、ベビーシャワーを取り入れたりウェルカムスペースに子供服を飾ったり、お名前の募集をする方もいらっしゃいますね。リングピローを赤ちゃんのまくらとしてDIYなさる方も! 生まれた後の場合には、挙式の誓いのキスを3人で行ったり、結婚証明書に3人で手形を押すのが人気です。また「お気に入りのウェディングドレスを着たい!」というような衣裳にこだわりがある新婦様は、後ろ倒しになさることが多いです」

 

プランそのものを変更する新郎新婦も!

「『子育てのために、今お金を使うことは控えたい』と考える新郎新婦様もいらっしゃいます。そういった場合、まず少人数での食事会を実施して、生活が落ち着いてからゲストを招いてパーティーをする……というプランに切り替えることをオススメしています。

食事会なら新郎新婦の拘束時間そのものも少なくて済むため、新婦様への身体の負担も最小限におさえられるはず。

お金のことや新婦様の体調を考えて、結婚式のあり方そのものを見直すという選択肢があることも知っておくとよいでしょう」

 

日程変更料・キャンセル料がかかることも!

契約内容や時期によっては、日程変更料やキャンセル料が必要になることもあります。そういった料金が高すぎる!という問題は、しばしば話題になりますが……。結婚式場側はきちんと売り上げを立てることで、安定したサービスが提供できているということもご理解いただきたい部分です。

まとめ

冒頭で紹介したような2年前の式場予約は極端な例かも知れません。しかし一般的にみても、1年前くらいから結婚式準備は始まります。1年後の自分の身体やライフスタイルを想像して、100%実施できる!と言い切れることはないはずです。授かった命を健やかに育み、より素晴らしい人生のスタートに重ねられるよう、健康に気づかいながら幸せな選択をしたいものですね。