結婚式を延期するとどうなるの?これから結婚式を挙げるあなたへ
新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、全国的な外出自粛が呼びかけられている真っ最中ですが、気候のいい春というシーズンに合わせて結婚式を挙げる予定になっていたり、憧れのジューンブライドを叶えようと準備をしていた新郎新婦さまはたくさんいるはずです。これから結婚式を挙げようと考えていたカップルも、この状況下では、どんな行動を取るのが正しいのか分からないはず……。そこでここでは、結婚式を延期する場合のポイントをご紹介します。
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コロナ禍で先が見えない…新郎新婦さまの現状は?
今、結婚式場には延期や中止の相談が相次いでいます。しかし、それは直近から6月いっぱいくらいの結婚式予定だった人たち。7月以降の夏季に結婚式を計画中の新郎新婦さまは、事態の収束を見込んで、ギリギリまで様子を見ているのが現状です。
これから結婚式場の見学をするつもりだったという人たちは、結婚式場側が実施している『オンライン相談会』に参加しています。しかしモニター越しではなかなか式場の雰囲気を掴むことができず、結局は直接式場に足を運んでしまう……というケースが多いよう。また秋の結婚式を希望して、式場見学を始めた新郎新婦さまにもお悩みが……。秋のお日にちは、すで結婚式延期の決断をした新郎新婦さまが押さえてしまっていて、もう予約が取れない状況になっているのです。「記念日に結婚式を挙げたい」などの、日程に強いこだわりがある新郎新婦さまは、注意が必要です。
結婚式の延期を考え始めたら、気をつけること
結婚式の延期が視野に入ってきたとき、気をつけなければいけないのは『お金に関すること』。結婚式場の多くは、結婚式の中止に伴うキャンセル料だけでなく、延期に伴う『日程変更料』を課しています。それらが『いつから』『いくらかかるのか』を、必ず把握しておいてください。
結婚式の中止や延期と併せて度々話題になるのが、100万円単位の金額を請求されてしまうこと。ほとんどの契約書には感染リスクが想定された免責事項がなく、記載された内容に従うことになってもやむを得ないのが現状です。ただ中には、新郎新婦さまに気持ちよく人生の節目を迎えていただきたいと願う、結婚式場側の配慮もあるようです。変更料を無料にしている式場があったり、いったん変更料を請求されるものの、後の結婚式にかかる料金から同じ金額を割引くシステムを採用しているところも。ただしこれらはあくまでも式場側からの配慮のひとつであり、当たり前の対応ではありません。まずは結婚式場に問い合わせてみて、どのような対応を取っているのかを確認するのがよいでしょう。
結婚式の延期をするとき、気をつけること
新型コロナウイルスが、いつどのような形で収束するのか……まだまだ見当がつきません。そんな状況下で結婚式の延期を決断する場合、どんなことに気をつければよいのでしょう?
日程変更料は、結婚式を実施する日の半年前~7か月前から発生することが多いです。その場合、ひとまず1年後など、余裕をもった日程に延期しておくのがオススメ。延期後の日程が迫ってきても安心して結婚式を挙げられない状況が続いている場合、その変更料が生じる前に、再び延期を申し出ればよいのです。反対に、思いのほか自体が早く収束した場合。式場側は会場が空いてさえいれば、結婚式の前倒しすることに比較的柔軟な対応をしてくれるはず。まずは慌てず、余裕を持ったスケジュールを組むことが、新郎新婦さまだけでなく、足を運んでくださるゲストの方々にとっての安心・安全にもつながるはずです。
※再延期の条件は、結婚式場によって差があります。日程変更料が発生することもありますので、必ず事前確認をしてください。
結婚式のために、今できること
結婚式が不要不急と言われるのは悲しいことですが、新郎新婦さまや大切な人たちの健康が維持されているからこそ、幸せな結婚生活が送れるのです。ただ、楽しみにしていた一生に一度の晴れ舞台が、先の見えないイベントのひとつになるのはストレスにもなります。
結婚式に向けて、具体的な準備が進んでいた人は、式場側とビデオ通話で打ち合わせできそうなことがあります。例えば、席次表やペーパーアイテム、当日の進行などに関する話し合いはオンラインでも可能です。また司会者との打ち合わせも、同様に進められそうですよね。会場に出向かなければいけない装花やヘアメイクの打ち合わせは、こういう時期にたくさんの写真を見ておくことで、具体的なイメージが膨らみ、その後の打ち合わせが格段にスムーズになります。
じっくり準備する時間ができたという気持ちを持って、ストレスを抱えすぎないことが大切です。
まとめ
新型コロナウイルスの影響をどう捉えているかは、新郎新婦さまによってさまざまです。楽観的な方もいれば、心配して気持ちが追い詰められてしまっている方もいます。最も大切な『安心と安全』を確保するため、今どうすべきかを悩んでいるなら、身近な人やウェディングプランナーに意見を求めてみるのもよいでしょう。